針供養よりもこんにゃく 05年12月08日
2月と12月の8日は「針供養」だ。日ごろ使って折れた針や古くなった針をコンニャクに挿して、神社に納め、供養をする日である。
針仕事などしなくなった現代では、この風習も影をひそめた。針を使わない若い女性にとっては、針よりもコンニャクに関心がいってしまう。なにしろ、低カロリーの上、満腹感も得られるダイエット食品なのだから。
コンニャクの成分は97%は水分で、他は水溶性の食物繊維グルコマンナンだ。グルコマンナンは消化酵素では分解されない。消化されないまま腸内で水分と混じりあってゼリー状となり、腸液の分泌を高め、便を柔らかくして老廃物や有害物質を体外に排出する働きがある。昔から「コンニャクはおなかの砂払い」といわれていたが、これはグルコマンナンによる。
コンニャクイモはサトイモ科に属し、球形の地下茎をこんにゃくの原料とする。折れ針を挿すより食べた方が良さそうだ。 |