すこやか歳時記
健康のはなし
食事編
ベニバナ油で健康に 04年05月27日

 「脂肪をとると太る」という“迷信”がまかり通っている。たしかに脂肪分はカロリー源であり、間違ったとり方をすれば肥満が待ち構えている。
 しかし、適度の脂肪なら、食事の腹もちがいいので、過食することはないし、腸を刺激して便のすべりをよくするので便秘解消にも役立つ。
脂肪の中でもリノール酸は有害なコレステロールを排出し、血管壁の状態を正常化する。そのリノール酸を多く含んでいるのがベニバナ油だ。サフラワー油とも呼ばれる植物油だ。
 ベニバナはキク科の2年草だ。6月にアザミに似た花をつける。日本では奈良・平安時代から女性の化粧用に使われた。それは大正時代まで続き、口紅としても用いられたものである。
 ともかく「脂肪分は肥満のもとだ」といった考えを捨てよう。ベニバナ油ならむしろ生活習慣病対策になることを知っておく必要がある。




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