ピーナッツと漱石 04年12月09日
文豪・夏目漱石は酒を飲まなかった代わりに、宴会などでは、もっぱらおつまみのピーナッツを食べていたといわれる。「あれはわざわざ買って食べるものではない」と言いながら。
このピーナッツにはタンパク質、脂質、ビタミンB1、B6、E、ナイアシン、葉酸、パントテン酸、コリンなどがバランスよく含まれている。
ビタミンB群は糖質の代謝をよくするし、コリンや脂質のレシチンは、神経細胞や神経伝達物質の生成を助けるので、物忘れや記憶力低下を予防する。また、ビタミンEは脂質の多い脳細胞の酸化を活性酸素から守り、ボケや老化を防いでくれる。
さらに、茶色の薄皮には、不溶性植物繊維のリグニンが含まれており、悪玉コレステロールを除去し、がんを予防する働きがある。
このことを知って漱石はピーナッツを好んで食べたのか。
きょう9日は漱石忌だ。1916(大正5)年没。 |