すこやか歳時記
健康のはなし
食事編
栄養の量が増えるぬか漬け 05年06月16日

 米ぬかに塩と水を混ぜ、練ったものがぬかみそ(床)だ。その中に旬の野菜を入れて漬けたのがぬか漬けだ。
 面白いのは、ぬか漬けにすると、野菜のビタミンB1、Cが増えることが。ビタミンB1やCは、言うまでもなく疲労回復や体の調子を整えるのに欠かせないものだ。ぬか漬けにすると、なぜ、それらが増えるのだろうか。
 米ぬかにはビタミンB1が豊富に含まれている。そして、ぬか床の中では、乳酸菌と酵母が活発に活動している。ぬか床に野菜を入れると、塩分の働きで水分が抜け、細胞にすき間ができる。細胞はスポンジのような状態になり、そのすき間にぬかの成分であるビタミンB1と、乳酸菌が生み出したビタミンCが入り込んでいく。それが理由である。
 今の時期、さわやかな風味のぬか漬けはおいしい。
 なお、ぬか床は毎日一回、十分にかき混ぜ、野菜から出た水をすくい、手入れすれば何年でも使える。




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