殺菌・食欲増進にショウガ 06年06月22日
じめじめとして食欲も落ち、細菌類も繁殖する季節。さわやかな、新ショウガがうれしい。
原産地は熱帯アジアで、古代から香辛料や薬用に用いられた。日本には3世紀ごろ伝来した。
香辛料に用いられたことからも分かるように、辛味と香りが持ち味だ。辛味の成分はジンゲロン、油性シュウガオールで、臭み消しや強力な殺菌作用を持ち、吐き気を抑え、食欲を増進させる。
芳香成分は、シネオール、ジンギベレン、ジンギベロールが主なもので、これらには発汗、解熱、消炎、保温などの作用があるから、風邪、下痢、腹痛、胃痛、肩こりなどに薬効がある。
すし屋に行くと、必ず出るのがガリ。これはショウガを甘酢に漬けたものだが、出すのは殺菌と、食欲増進の両方に効果があるからである。
数少ない日本の香辛料の中で、ショウガはずば抜けて用途の広い食材だ。大いに活用したいものである。 |