縁起のいいサトイモ 06年11月16日
酉(とり)の市に関係のある食べ物といえば“八つ頭”だろう。「人の頭の上に立つ」というところから縁起ものだ。正月のお節料理にも用いられるのは、ご存じの通り。
サトイモは俗に“子イモ”ともいわれ、親イモの回りにたくさん増えるので、これまた昔から縁起を担いで雑煮などに用いたれる。八つ頭は、その親イモ専用の品種だ。
さて、サトイモだが、主成分はでんぷん、タンパク質だ。目につくのは血圧降下作用のあるカリウムが100グラム中640ミリグラムもあることだ。これは、ほかのイモ類と比べて群を抜いている。
ビタミンやミネラルは少ないが、エネルギー(カロリー)も少なくダイエット向きだ。
特有のヌルヌルの成分はガラクタンとムチンで、胃の粘膜や肝臓を強化する。また、血圧やコレステロール、血糖値を下げる働きがあり、便秘にも効く。単なる縁起ものではないのだ。
今日は二の酉―。 |