心身症の一つ「失声症」 06年06月29日
「失声症」という、声の出ない病気がある。発声器官には異常がないのに声がかすれたり、まったく出なくなったり、といった症状が起こる。20〜40代の女性に多い。
これは心身症の一つだ。心身症というのは、ストレスが原因で、体にいろいろな症状が現れるものをさす。つまり、心身症は特定の病気を指しているのではなく、「ストレスが原因となって生じてくる体の病気」の総称だ。
「失声症」も、現実的な事件がストレスとなって起きやすい。進路問題や、愛する人を失ったなど、生活の中で起きたことで声が出なくなってしまう。大半は1週間ほどで治るが、1年間も声が出なかったケースもある。
人間関係や社会構造が複雑になればなるほど、ストレスは避けられないものになる。スポーツや趣味でストレスを発散させたり、ストレスとの上手な付き合い方を身につけたい。ストレスの多い時期だけに注意したい。 |