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天高く馬肥ゆる秋 あれもこれも食べたくなる うまし食の専門店

 あえて商品ジャンルを限定し、そのおいしさを極限まで追求しようとするお店「専門店」。そこで提供される商品はいずれも店主の思いが詰まった逸品ばかり。食欲の秋を迎え、女子の心とお腹を満たしてくれるうまし食を味わえる専門店を紹介します。

目次

[カヌレ専門店]Zazie canele(ザジカヌレ)【生駒市】

銅の型を使う本格派 奈良らしいカヌレを

 シンプルなザジカヌレ205円と月替わりの奈良カヌレの2種類がメイン。10月は曽爾の米とみそが入ったカヌレ237円が登場。やさしい甘さに塩味のアクセントが特徴。写真には秋らしく9月のきな粉も入れている。

 

ギフト用8種のカヌレ 予約で奈良を味わって

 「おかげさん」は8種、吉野杉の木箱に入った奈良カヌレです。要予約。内容は、きな粉、五ヶ谷生姜(しょうが)、やまとみどり(茶)、米、柿、清酒、ひよしゆずとザジカヌレ(2160円)です。奈良らしい味をそろえました。トッピングだけでなく、生地にもそれぞれの素材が溶け込んでいます。カヌレは低温で生地を寝かし、180度で1時間焼く温度管理が大切なお菓子です。そうすることで外はカリッ、中は緻密(ちみつ)でしっとりします。風味を損なわないように購入したその日に味わうのがおすすめです。
 通常は2種類のみ。土曜日は少し多めに焼いています。

 

白い外観にZazieの文字が目立つ。
フランス菓子らしくアートなフランス映画のタイトルを店名にしている。

 

Zazie canele

住所

生駒市南田原町1140-5

TEL

0743・71・0909

WEBサイト

https://yukiko01032002.wixsite.com/zaziecanele

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営業時間

水曜~土曜の11時~16時。売り切れ終了

定休日

日曜、月曜、火曜、祝日

駐車場

2台あり

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[焼き芋専門店] 維新蔵ならまち店【奈良市】

幅広い世代に愛される焼き芋 2度焼きで糖度アップ

 鹿児島県産の紅はるかを基に独自製法で加工した「さつまミライ」テイクアウト100g259円は、しっとりとした食感が特徴。濃密な甘味は、糖度50度以上。「これだけは食べられる」と高齢の人もよく買いにくるほど人気。

 

コーヒーとも相性抜群 焼き芋を使った焼き菓子も人気

 今、ならまちで話題の焼き芋専門店です。「まずは焼き芋を食べていただき、維新蔵ファンになってほしいです」と西那麻希店長(36)。この店にしかない焼き芋の食感と味を楽しめます。濃密しっとりの「さつまミライ」と昔ながらのほくほく感を味わえる「鳴門金時」を販売。年配の人はシンプルに焼き芋を、若い世代には焼き芋を使った焼き芋マフィン378円~や、スイートポテトパイ400円が人気です。焼き芋に合うようブレンドされたオリジナルコーヒーはナッツのような香ばしい香りが特徴です。ならまち散策のおともにいかがでしょう。

 

吉野杉の1枚板を使ったカウンターがあるなど落ち着いた雰囲気のお店でイートインも楽しめる。

 

維新蔵ならまち店

住所

奈良市下御門町4

TEL

0742・25・5130

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営業時間

11時~18時

定休日

不定休

駐車場

近隣に有料駐車場あり

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[おむすび専門店]おはなさんのおむすび屋さん【奈良市】

朝ごはん限定のおむすび みそ汁の香りで食欲増進

 好きなおむすび2個、みそ汁、小さい焼き魚がついた「はな結び定食」600円。おむすびは6種あり、一番人気は自家製しゃけ。塩むすび、ウメ、自家製昆布、自家製おかか、明太子も用意。

 

何度食べても飽きない 日本人のDNA

 無人書店「ふうせんかずら」の中にあるお店です。おいしい食べ物でスタートして一日元気に過ごせるようにと、体によく、毎日食べても飽きない日本の朝ごはんを提供しています。主役のおにぎりを引き立てるみそ汁は、サバ、アジ、イワシの削り節を使い、具もシンプルに仕上げています。おにぎりの米は甘味を感じられる奈良市都祁産のコシヒカリを使用。学生など若い人も多く、わざわざ遠方から食べにくる人もいるそうです。毎月1回開かれる「ちょっと遅めの朝ごはん」1食900円、今月は9日(土)10時に開催予定。

 

奈良が好きで9年前に移住してきた、
和服姿にかっぽう着がよく似合う「おはなさん」。

 

おはなさんのおむすび屋さん

住所

奈良市東城戸町32

TEL

0742・93・4978

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営業時間

7時30分~ 9時30分L.O.(10時close)

営業日

火曜~金曜日

駐車場

近隣に有料駐車場あり

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[ギョーザ専門店]生餃子製造直売所 GYOZA【奈良市】

今日は家族でギョーザパーティ 店の味を家でも楽しめる

 家で焼いて熱々を味わっても、店で焼いてもらって持ち帰っても、ジューシーでおいしいギョーザ。焼きギョーザは注文から10~15分程度時間がかかるので、予約するとスムーズに受け取れる。

 

フライパンで簡単に焼きギョーザ 大和茶やカレーを使ったオリジナル商品も

 奈良で飲食業を30年続けてきたMYPグループが展開する餃子専門店です。国産豚肉、国産野菜を100%使用。ニンニクの臭いは少な目です。基本冷凍ですが、定番のMYP餃子18個540円と手包み餃子24個540円は生ギョーザも用意。そのほか、大和茶を入れたカテキン餃子や大和肉鶏を使った鶏餃子などオリジナルギョーザも楽しみの一つ。おすすめはカレー餃子で「ワインやビールのおつまみにぜひ」と同社の増井義久代表。ギョーザたれもいいですが、自家製味噌だれ1個108円もおすすめです。

 

近鉄大和西大寺駅南側など奈良市内5カ所にギョーザ専用自動販売機を設置。
24時間いつでも購入できるので、ギョーザ好きにはうれしい。

 

生餃子製造直売所GYOZA

住所

奈良市大宮町6-6-11

TEL

0742・35・7272

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営業時間

火~土11時~18時、日11時~17時

定休日

月曜

駐車場

店舗前にあり

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[ハンバーガー専門店]THE BURGER STAND MAVERICK(ザ・バーガースタンド・マーベリック)【奈良市】

石窯で焼いたバンズに グラスフェッドビーフを挟んで

 アボカドチーズバーガーのベーコントッピング1430円。軽くつぶしてバクっとかぶりついて食べても、ナイフとフォークを使って食べても良い。イートインであればポテトはセットでついている。テイクアウトは単品864円~。

 

女性でも食べやすい ヘルシーなバーガーを

 バーガー専門店で働いた経験を持つオーナーの山森陽介さん(43)と友人の阿部弘次郎さん(44)が2年前にオープン。一番の特徴はパティが牧草のみで飼育された牛、グラスフェッドビーフを使っていること。低カロリー、低脂肪でありながら鉄分やタンパク質を含むヘルシーな肉で、胃もたれしないとよく言われるそうです。また市内のパン屋「アルペンローゼ」にオリジナルで作ってもらった、石窯でじっくり焼き上げた天然酵母のバンズを使用しています。気軽に食べてもらいたいと、ハンバーガーは880円から。トッピングも自由に選べます。

 

アメリカの田舎町にある小さなハンバーガー屋に、
よく食べにくる男の子マーベリック君が同店のキャラクター。

 

THE BURGER STAND MAVERICK

住所

奈良市福智院町31-2

TEL

0742・42・6407

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営業時間

11時30分~20時

定休日

毎週火曜・第3水曜日

駐車場

なし(近隣に有料Pあり)

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[ハンバーガー専門店]ほりのバーガー【御所市】

選ぶのも楽しい豊富なメニュー

 メニューが多い上に、月替わりのメニューも登場。「土よう日」とあるものもリクエストで日曜日も食べられるようになった。国産黒毛和牛100%で作ったパテのハンバーガーは単品980円、セットは1280円。写真は黒毛和牛アボガドバーガー。

 

土日祝は香ばしいできたてを 平日も自販機でいつもの味を

 山が見える緑豊かな場所で店を開きたかったというオーナー。この地に縁があって店を構え、7年が経ちました。当初は毎日店を開けていましたが、今は来店者が多い土、日曜、祝日のみオープンと決め、平日はハンバーガー自動販売機で対応しています。
 できたては溶岩グリルでジューシーに焼き上げ香ばしくなったパテに、オリジナルソースを使用しています。特に黒毛和牛100%のパテはジャックダニエルを使ったソースにするなど、素材によってブレンドも変更しています。自動販売機のバーガーは真空パック。温め用レンジも備えています。

 

スーパーセンターオオクワの隣、国道沿いにある同店。緑の日除けをした自販機が店前にある。

 

ほりのバーガー

住所

御所市西寺田494-1

TEL

080・7749・4180

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営業時間

土・日・祝のみ11時~18時

定休日

月曜~金曜
※自販機は年中無休

駐車場

あり(店前)

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[ギョーザ専門店]餃子の侘助(わびすけ)【河合町】

テイクアウト専門店作り方通りでプロの味

 一番人気は「侘助生餃子」36個入950円。冷凍ギョーザの「旨味」はショウガ風味。各種冷凍ギョーザは15個入で540~680円。誰でも作り方通りで、外はパリパリ、中はジューシー、モチモチとした食感が楽しめる。

 

タレ派も試してほしい 塩で食べる侘助餃子

 オーナーの木本圭亮さん(39)は大のギョーザ好き。キャベツたっぷりここだけの「侘助餃子」を作り上げました。
 キャベツは切った大きさ、水分量、季節による産地まで考えて年間通じて同じ味に仕上げています。高級ごま油、今中醤油、青森県産ニンニク、豚肉は一番良い状態の九州産。ほんのり下味が付いています。また皮は柔らかすぎず、もちもち。一番薄い特注品です。生ギョーザはキャベツがシャキシャキと感じ、冷凍ギョーザは豚肉とキャベツが融合した食感になります。おすすめは塩で食べること。藻塩がおすすめです。

 

持ち帰りギョーザ専門店。大きな店頭幕が目印。
ギョーザのニンニク臭が次の日まで残らないと評判。

 

餃子の侘助(わびすけ)

住所

河合町中山台2丁目13-8

TEL

0745・27・6343

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営業時間

11時~19時

定休日

月曜

駐車場

店舗前あり

地図

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[イチゴスイーツ専門店]Strawberry kitchen515(ストロベリーキッチン515)【橿原市】

奈良産イチゴをメインに 多彩な創作メニュー

 期間限定秋の新商品「515モンブラン」1500円。イチゴと栗のコラボで、たっぷりのマロンペーストの中にホイップとイチゴが-。ベース生地には温かいフォンダンショコラを使用。ナイフで割るとチョコソースが流れ出す仕掛け。販売期間はインスタグラムで確認を。

 

今春オープンで早くも話題に 定期的に新メニューをインスタで

 「皆が大好きなイチゴを一年中楽しんでもらえたら」(代表の木村夢さん・29歳)と今春オープン。週末は行列ができるほどで早くも話題になっています。素材のイチゴは基本的に奈良産を使用。無い時期は北海道から取り寄せています。夏は天川村の夏イチゴでしたが、秋冬はゆめのかやアスカルビーをメニューによって使い分けます。中でも一番人気は515ミルク550円で、自家製イチゴソースにヨーグルトと牛乳を合わせさっぱりとした味わい。他にも韓国スイーツのクロッフルなどさまざまなメニューが-。定期的に新メニューも登場し飽きさせません。

 

近所で経営するすしダイニングのイチゴパフェが好評で専門店として独立。
今後の展開も楽しみ。

 

Strawberry kitchen515

住所

橿原市久米町568

TEL

0744・55・0826

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営業時間

11時~19時

定休日

月曜日

駐車場

4台(約50m南)

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[台湾スイーツ「豆花」(とうふぁ)専門店]花鳥豆花【明日香村】

伝統的なヘルシースイーツ 明日香や奈良産食材もアレンジ

 7月にオープンしたばかりの「豆花」の専門店。店名にもなっている花鳥豆花700円は緑豆や小豆、ハスの実や芋圓(ユーユェン)などをトッピング。シロップは2種から選べる。また飛鳥豆花700円の酒粕シロップは、澤田酒造の酒粕を使用。

 

本場仕込みの技で 中和地域で初めての専門店

 チャレンジショップASUCOME(あすかむ)内に今夏オープン。豆花は今注目の台湾スイーツで、豆乳のやさしい風味とトロッとした食感が人気。健康にも美容にもいいヘルシースイーツです。店長の森嶋歩さん(48)は台湾旅行で豆花に出合い、以来とりこに。「現地に渡り、台湾シェフから直接学んだ」といいます。店ではタピオカの代わりに台湾から仕入れた緑豆やハスの実など、よりヘルシーな豆類を使用。豆乳は明日香村の下出豆腐店のものを、自家製ソースは村産の古代米を使うなど地元の食材を活用。季節の限定メニューもあり、秋は柿や栗が登場します。

 

メニューは6種。そのうち2種は季節ごとにチェンジする。
イートインのみでテイクアウトは無し。

 

花鳥豆花

住所

明日香村岡410

TEL

0744・54・3455

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営業時間

11時~17時(L.O.16時30分)
※12月~2月は11時~16時

定休日

月曜日(祝日の場合は翌平日)

駐車場

あり(万葉文化館駐車場を利用)

地図

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[パイ専門店]pie, guruguru(パイグルグル)【香芝市】

サクサク食感のパイを定番から月替わりまで

 アップルパイ420円や吉野原木栽培しいたけ+しめじベーコンチーズパイ540円などレギュラー5種類に、紫芋と栗の秋パイ450円など季節替わりのパイが4種ほどが並ぶ。テイクアウトのみの販売で、通信販売も可能。

 

イーストは使用せず 自由な発想でチャレンジを

 パイ専門店として昨年オープン。サクサク感にこだわってドライイーストを使用せず、何度も試行錯誤を繰り返して今のパイが出来上がりました。店頭にはスイーツ系やおかず系のパイが9種類ほど並んでいます。フィリングはすべて手作り。パイ生地とのバランスを考えて濃すぎず、おやつにも、朝食や昼食にも食べてもらえる味に仕上げています。「固定観念にとらわれず、自由な発想で何でもチャレンジしていきたい」とマネージャーの石川貴恵さん(49)。季節替わりのパイは毎月新しいメニューを店員さんたちで考えているそうです。

 

店に入ると発酵バターの香りが漂う。
単品パイのほか、ホールパイは予約制で受け付けている。
単品パイも箱に入れてもらうことができ、手土産にもぴったり。

 

パイ専門店 pie, guruguru

住所

香芝市逢坂6-736-1-1-A

TEL

0745・47・2681

WEBサイト

https://pie-guruguru.com/

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営業時間

10時30分~18時

定休日

月曜日

駐車場

あり

地図

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※このページの内容は2021年10月1日現在のものです。

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