私のすてきな奈良の道
『道-私のすてきな道』
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 地上にはもともと道はなかった。歩く人が多くなれば、それが道になるのだ。
 この魯迅の『故郷』の中の言葉がエッセイ「私のすてきな道」のスタートでした・・・・・

わたしのすてきな奈良の道
 今は「しきのみち」として親しまれているが、この道を通ると、今もなつかしく記憶がよみがえってくる。
 学生時代は、毎日通学に部活に使っていた道である。学生を卒業して数年―。学生の頃は、こんな所に公園がいっぱいできるなんて想像もしていなかった。時代は進んでいるなとますます実感がわく。
 先日、久しぶりにこの道を通った。心地よい風が吹き人影もなく静けさが漂っていたが、楽しかったこと、苦しかったこと、すべて昔懐かしい思い出がよみがえった。
 充実した学生生活を過ごしてこれただけに、一番思い出に残る場所である。道は記憶をよみがえらせてくれる。
桜井市 川野由美子
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