私のすてきな奈良の道
『道-私のすてきな道』
好評発売中!

 地上にはもともと道はなかった。歩く人が多くなれば、それが道になるのだ。
 この魯迅の『故郷』の中の言葉がエッセイ「私のすてきな道」のスタートでした・・・・・

わたしのすてきな奈良の道
 マンションを出ると目の前を佐保川が東から西へ流れている。川の向こうは奈良女子大。時折り吹奏楽の音色が聞こえてくる(発表会が楽しみ)。それを右耳でキャッチしながら目はまっすぐに若草山を見ている。早足で歩いていると気分が高揚してくる。「散歩の目的は?」と聞かれたら何と答えよう。もちろん健康のためが第一なのだけど。
  天平橋を渡り、女子大の北東の角を右折すると今度は南を向いて歩くことになる。
女子大の正門の前にはいろいろな部活の発表会の日程が立看で示されているので、これをチェックするのも楽しみの一つ。頭の中に入れると次は本屋へ。そこでちょっと休憩。数年前から本を買わなくなったのは経済的理由と物理的理由から。さて、中央図書館へはいろいろなルートがある。今度はゆっくり歩いていこう。
奈良市 船谷富士夫
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