私のすてきな奈良の道
『道-私のすてきな道』
好評発売中!

 地上にはもともと道はなかった。歩く人が多くなれば、それが道になるのだ。
 この魯迅の『故郷』の中の言葉がエッセイ「私のすてきな道」のスタートでした・・・・・

わたしのすてきな奈良の道

 10月1日で葛城市となった旧当麻町。まだなじめない市名ですが、道は変わりなく、私の散歩道はある。
  人の行く裏に道あり花の山。裏道を歩いて20分の図書館への道、歩くことの大切さは、自発的な好奇心と知的成長だと本の中にあり、そう思うと足も軽くなる。
  快晴の日は、海中散歩のような大空を見上げ、雲のある日は空は雲の動物園だ。雨上がりはカタツムリも古木に点々、墨絵のような山並みに思わず、「素晴らしい」と感動。小さな野花に立ち止まってのぞき見ると「生きてるよ」と言ってくれているみたい。
  目の行く先の小さな、そして大きな自然の生命に接する。川の流れもその日によって違う。充実した散歩道、四季の自然に感謝して、胸を張って、手を振って、今日もありがとう。

葛城市 三浦秩代子
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