私のすてきな奈良の道
『道-私のすてきな道』
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 地上にはもともと道はなかった。歩く人が多くなれば、それが道になるのだ。
 この魯迅の『故郷』の中の言葉がエッセイ「私のすてきな道」のスタートでした・・・・・

わたしのすてきな奈良の道

葛城の道(御所)
  少し遠くにあっても、何回も足を運んで歩きたい道を人はそれぞれ持っています。
  私にとっては葛城の古道、大和葛城山の山麓の道がそうです。麓を歩きながら時々刻々と表情を変える山を見る楽しみ、歴史にいろどられたさまざまな場所、そこに立つと周りの風景と調和して不思議に心が落ち着き、穏やかになってきます。
  最近発見され報道された二光寺廃寺、極楽寺ヒビキ遺跡も何かあるなと思って歩いた道のそばです。この二つの遺跡が記録だけの保存でなく、しっかり残ってほしいものです。
  農地整備という名でブルドーザーが入っていますが、どの道にも歴史があり、貴重な遺跡が埋まっているかもしれないのが、御所の町・山麓の道です。
  土地の名もゆかしく、風の森、船路、鴨神、僧堂、朝妻、高天、南郷、小殿、名柄…と、一つ一つ集落を巡っていますが、まだすべて回りきっていません。

生駒市 山田宗男
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