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わが家のお墓事情 先祖代々の墓?永代供養?


お盆も過ぎました。先祖のお墓参りに行った人も多いことでしょう。最近「墓じまい」する人も増えるなど、お墓に対する考え方も変わってきているようです。ならリビングでは「お墓」についてのアンケートを実施。皆さまからいろいろな本音をいただきました。その一部を紹介します。お墓について今一度考えてみませんか。

先祖代々の墓や散骨・樹木葬など意見色々

今回、ならリビングで実施したアンケートでは「夫(妻)と同じ墓に入りたいですか?」との質問に、38%の人が「夫(妻)の先祖代々の墓に入りたい」と答え、19%の人が「夫(妻)とは同じ墓に入りたいが、先祖代々の墓には入りたくない」という選択肢を。また38%の人が「その他」を選び、その内容として「お墓に入りたいと思わない」(奈良市、とこさん、44歳)や「散骨、または樹木葬を希望している」(奈良市、アジサイさん、55歳)などの意見がありました。

【表参照・アンケートの詳細は下記参照】

わが家のお墓事情 先祖代々の墓?永代供養?

樹木葬の形態も変化 定義は決まっていない

「樹木葬の定義は決まっていません」と話すのは、墓石などを扱い、お墓に関する講演会も実施している池渕石材工業社長の池渕良博さん(64)。海に散骨する海洋散骨に対し、野山への散骨が元になっているのが樹木葬。桜などのシンボルツリーを中心に、その周りに埋葬する形のものが多いですが、樹木は枯れることもあるため、シンボルツリーの代わりに石碑があり、その周りに花木が植えられているなど、シンボルになるものも変わってきているそうです。

生前契約の墓じまいも 子孫が後悔しないよう

近ごろ、「子どもに負担をかけたくない」と、墓じまいや永代供養の相談に来る人も増えているそうです。一方で、墓じまいした後に子孫が「手を合わせる場所が欲しい」と相談に来るケースも多いといいます。そのため「お墓のみとり(R)」というシステムもできています。これは生前に契約し、すぐに墓じまいするのではなく、契約者が亡くなった後、石材店が子孫の代わりに墓守をして一定期間を置いて墓じまいするというシステムです。

祈る形態は変わっても 命の価値観大切に

「最近、『死』に対する価値観が薄らいできているのではないか」と警鐘を鳴らす池渕さん。形態は変わってきても「先祖に手を合わせると精神的に落ち着く」という日本人の深層心理は変わらないのではないかと話します。

アンケートでは、樹木葬のほか永代供養を希望する声や、形にこだわらなくても良いのではという意見もありました。一方で「最近父親が亡くなり、母親も眠る墓地に納骨しました。改めて墓に入ることの意義を見出した感じがしました」(奈良市、ふみちゃん、62歳)という声もあります。先祖や故人に安らかに眠って欲しいという思いは同じ。「お墓」について、各家庭で改めて話し合ってみてはいかがでしょう。

■お墓の歴史文化講座「日本人とお墓」開催

【日時】
10月より毎月第1日曜13時〜14時30分
【場所】
お墓のサポートセンター(奈良市高畑町276-1MAX高畑1-1)
【電話番号】
0742・27・1401 または 0742・45・4559

お墓について皆さまに聞きました

夫(妻)と同じ墓に入りたいですか?

A.夫(妻)と一緒に先祖の墓に入りたい

「現在あるのは先祖のおかげ。私は跡取り娘で主人ももちろんそのように希望している。自然と私もと考えている」(広陵町、ナルミさん、68歳)や、「毎年墓参りにも行っているし、夫も先祖の方々を大事にしているから」(奈良市、きよさん、35歳)と先祖を思う気持ちから。中には「死んでからもずっと一緒にいたいから」(桜井市、よぴえさん、49歳)という声もありました。

B.夫(妻)とは同じお墓に入りたいが、先祖代々のお墓には入りたくない

「自分の親の墓は他府県にあり、行くのに半日かかるので、自分が先に逝った場合に妻子が墓参りすることが困難」(奈良市、ロバートさん、男性、55歳)など、距離的な問題。「旦那の先祖の話も聞いたことがなく、親近感を持っていないため、見知らぬ人と同じ墓に入りたくない」(奈良市、とこままさん、44歳)という気持ちもあるようです。

C.夫(妻)とは同じお墓に入りたくない

少数派でしたが、こんな意見も。「死んだ後くらい、自分の自由を実現させたい。実家の市の合同埋葬している所へ入りたい」(大和高田市、げんちゃんさん、44歳)。「死んだ後まで同じ場所で過ごすのは勘弁してほしい」(奈良市、雨傘さん、49歳)。「自由になりたい。樹木葬で墓はいらない」(奈良市、ゆゆさん、61歳)。

D.その他

Bと重なる部分もありますが、「お墓」という形そのものの必要性に疑問を感じている人も多いようです。「墓の形を希望しない。お墓がなくても家族などその人の気持ちがあれば思い出してくれると思うから。海への散骨や樹木の下に眠るなど、生前に検討したいです」(奈良市、ゆずペコさん、35歳)など、幅広い年代の方から樹木葬や海洋散骨を希望する声がありました。


このページの内容は2019年8月23日現在のものです。




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