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奈良県の情報サイト「ならリビング」
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パンやソーセージ作り、高齢者のお弁当の配食など、障害をもつ人たちがそれぞれの目的をもち、食に関わる仕事をする工房やショップが増えています。誰もが大好きな食べものの提供は、地域の人々と自然な交流を生み出し、カフェや喫茶店が町のコミュニティサロンになっているところもあります。障害をもつ人ももたない人も「地域社会で共に生きる」をテーマに、町の人たちにおいしさを届ける食の工房を紹介します。 |
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仕事への誇り
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「自分たちで話し合い、責任をもって仕事をしています。それが、商品に対する自信を生み、仕事への誇りにもつながっていると思う」と話すのは、ひまわりの家(ぷあん)の井上謙吾さん(35)。「お金をもらって食べ物を販売するということは、やりがいになっている」(麦塾福祉作業所の黒瀬公代さん)こともありますが、プロとしての厳しさを求められる場合も。
最近はパンを焼く工房が増えました。「添加物なし、からだにいいもの」はどこも共通ですが、素材の吟味やネーミングまで、他にはないこだわりで個性を発揮。施設や学校、会社などで販売され、売り切れてしまう日もあるようです。
←さくらのチップでじっくりスモーク(ぷあん) |
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地域と共に生きる
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希望によっては、併設のカフェや施設内の店で販売を担当することもあります。ひだまり施設長の吉田壽子さん(49)は、「温泉を利用する高齢者とのゆったりとした会話を聞いていると、『共に生きる』ことの原点を教えられます」としみじみ。地域の人たちに、おいしさと癒しの時間を届けています。
手作りクッキーや焼きたてパンなど、おいしいだけでなく、安くてラッピングがかわいいのも特徴。PTA行事や地域の運動会、クリスマス会など大量注文も予約で受けているところが多いので、問い合わせてください。 |
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茶房たく |
 奈良市東九条町206−13(神殿交差点から西へ50m) 0742・50・1360 10時〜16時30分。野菜販売は〜14時 第2土曜、日曜、月曜日
喫茶店に加え、2年前から地域の生産者の協力を得て店頭で季節の野菜を販売する「たくの市」を始めました。客だけでなく、野菜生産者との自然な交流の中で、この場所をもっと知ってほしいといいます。スタッフの森本知子さん(32)は「施設として閉じられていない空間を地域コミュニケーションの場として大事にしたい」と強調。野菜を卸す兵藤廣嗣さん(54)は「このスペースがあったからこそ、親父の会という仲間の集まりをつくることができた」と話します。貸し会場としての利用も呼びかけ、町のコミュニティスペースの核となっています。
←表に出ることで、お客さんとの会話も増えたという |
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| 手づくりパン
コミュニティワーク こッから |
 奈良市古市町529−4(南古市バス停南へ徒歩3分) 0742・63・6765 10時〜17時 土、日曜、祝日(ただし12日までは喫茶のみ)
工房の向かいにある畑で皆が育てた野菜を使ったピザやカボチャあんパンなど、季節感のあるパンやクリームパン、あんパンが昼までに次々と焼きあがります。おすすめは湯種食パン。トーストしたときのパリッと感と中のモチモチ感が人気を博しています。施設のメンバー5人がパン工房を任され、開店当時からのベテランも。コーヒーやマンゴージュースを飲める喫茶ルームを併設し、テラスからながめる景色もごちそうの一つです。
←自慢の湯種食パンを前に笑顔 |
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| 手づくりクッキー
麦塾福祉作業所 |
 奈良市西大寺赤田町2−4−4(近鉄あやめ池駅から東へ徒歩10分) 0742・43・3825 9時〜16時 土、日曜、祝日
しゃれた洋風の建物から香ばしいにおいが−。クッキー作りを始めて10年というだけあって、始めた当時からの熟練者も。抹茶やチーズ、ココナッツなど11種類のクッキーはどれも人気があり、各100円(ミックスのみ250円)で、ラッピングもかわいい。主婦にレシピを教えてもらったこともあり、懐かしいホームメイドの味がします。クリスマス用にはスペシャルラッピングで演出。
◆注文の量によっては事前に電話を。地域によっては配達あり。宅配(贈答便)可能。
←それぞれ、作ることへの思いもさまざま |
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ならやまパン工房 |
 奈良市奈良阪町2605−21(青山住宅入口) 0742・20・0118 10時〜17時 土、日曜、祝日、行事日
長野県産の小麦粉、三温糖、四つ葉バターにホシノ天然酵母を使ったこだわりのパン。初めは工房だけでしたが、「地域の人たちに理解してもらうことも目的。交流と発信を大切にしていきたい」(支援員の岡義雅さん・30歳)と、パン販売と喫茶を併設しました。人気のメロンパンをはじめ、調理パンも多種。パン教室も実施しています。
←他にはない素材へのこだわり |
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彩食キッチンBon |
 大和郡山市小泉町73−1(慈光院バス停前) 0743・58・5571 9時30分〜16時30分 土、日曜日
「奈良のうまいもの」メニューから、柿ケーキ800円(予約)と黒米カレー650円を食べることができます。コーヒーの風味が生きているコーヒーカレー500円は、他にはないユニークさ。市内高齢者への弁当メニューと同じ日替りランチ500円は、手作りを基本にした健康食です。主婦たちの茶話会やグループでの利用など、地域のサロンとして、自然な交流が図られています。
◆手作りクッキー(紅茶、ナッツほか)5枚入り100円は喫茶店で。ガトーショコラなど各種手作りケーキは注文制。
←内外装ともにおしゃれな雰囲気 |
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| 手作りハムソーセージ「ぷあん」 |
 三宅町伴堂850(三宅小学校西側) 0745・42・2920(ひまわりの家) 10時〜18時
土、日曜、祝日
肉本来の自然な味を生かすため、自然塩やスパイスを使用。発色剤、結着剤、保存料などの添加物、化学調味料などは一切使わず、桜のチップでじっくりとスモークしています。ソーセージは、あらびき、スパイシー、ニンニクバジルの3種。ロースハムやベーコンもあります。真空パックで、注文による贈答対応も可能です。町保健福祉センターあざさ苑1階の喫茶でも販売中。ひまわりの家のメンバーが接客も行い、地域の人たちと自然な形で触れ合っています。
←それぞれ向き合う時間をもつことが、チームワークのよさにつながっている |
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| ひだまり(パン工房) |
 橿原市十市町122−2 0744・24・1515
11時〜16時ごろ(ひだまりとやわらぎの郷) 土、日曜、祝日。やわらぎの郷は月曜休み
午前中に焼いたパンを隣にある市福祉センター「やわらぎの郷」で販売。15種類ほどのパンの中でも、アンパン、メロンパンが人気で、甘さを抑えたあんは、大阪の堺で特別に作るなど素材にもこだわりをもっています。50個以上の注文は前日までの予約で受付けています。
←やわらぎの郷の来館者たちとほっこりとした会話が |
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| カフェと無添加パン ドンキー |
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| ↑丁寧な接客に気持ちよくくつろげる |
三郷町勢野北5−6−14(ハートランドしぎさんから東へ200m) 0745・72・1923
10時〜18時、休日明けは12時〜(パンショップ)、〜16時(カフェ) 土、日曜、祝日
パン工房は、オープン工房になっており、店に入ると皆の活気が伝わってきます。「お客さんへの声掛けで、接点も生まれ、自分たちが作ったパンを買ってもらう喜びを知ることもできる」という主任の和田泰子さん(31)。特にユニークなのがパンのネーミングで、サリーちゃんや鉄腕アトムなど往年のアニメキャラクターの名前が。子どもに気軽に買いに来てほしいのと、「大人には素朴なパンの懐かしさを感じてもらいたい」とひとこと。
カフェは6月にオープンしたばかり。ビーフシチュー600円とスパゲティ500円のランチメニューは、パン食べ放題です。ヨーグルトには畑で育てた自家製ブルーベリーも。緑に囲まれた景色の中、お天気のいい日はテラスでお茶も気持ちいいものです。 |
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| パン・クッキー工房「コッペ」 |
 御所市室130(宮戸橋バス停下車) 0745・64・3535 11時〜18時
日曜、祝日
御所市内にパン屋が少なかったこともあり2年前に店を始めました。現在、約20人でパンやクッキーを焼き、毎日、約40種ほどのパンが並びます。10時過ぎには順に焼き上がり。1カ月単位で新製品を出し、秋は、栗や芋など季節の素材を生かしたものも登場。惣菜パンやメロンパン、めんたいフランスや練乳入りが人気です。市内の小学校や保育所の給食にも納めており、1日に数百個を焼く忙しさ。販売にも出掛け、地域の人たちとのコミュニケーションも大切にしています。
←広いパン工房で、それぞれが担当の仕事に集中。焼きたてのパンが店頭に並ぶ
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| お弁当ハウス
おかわり |
 大和高田市築山207
0745・23・5625 (12時〜16時)
土、日曜、祝日
大和高田市内に暮らす高齢者に昼食を作って届けています。市の在宅高齢者配食サービスがメインですが、市民には、一般配食サービスも実施(食券1枚500円)。栄養士がメニューを制作。塩分を控え、煮物や野菜を中心にした健康食になっています。調理補助のほか配達部門もあり、高齢者の自宅を訪ね、会話がはずむこともあるとのこと。一人暮らしの高齢者の安否確認の役も担っています。
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| ※このページの内容は2004年10月8日現在のものです。 |
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