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特集

涼風 和 スイーツ


風鈴の軽やかな音色を聞きながら、抹茶やあんこのたっぷり入った冷たく甘いスイーツを食べる―。じんわり暑くなってきたこの季節にはまさに至福の時です。今回は県内の甘味処から各店おすすめの涼風スイーツを紹介。ゆったりと心を落ち着けて「和の味」を楽しんでみませんか。

甘茶屋(かふぇ)あうん

あうん・店内

「大正時代のカフェ」をイメージ。奈良町にあり、格子窓からは道行く観光客の姿も見えます。奥では骨とう品を扱っており、「骨とう品も飾るより実際に使う方が良い」と、店でも明治・大正の骨とう品を使っています。そんな器で出てくるのは素材と三温糖で毎日手作りされた和のデザート。2階の座敷はちゃぶ台や火鉢の置かれたレトロな空間で大学生には「おばあちゃんの家みたい」と好評です。「梅雨にも似合う」と、おかみの奥野多美子さん(46)も話す奈良町で、ホッとひと息ついてみませんか。

住所
奈良市高御門町18(近鉄奈良駅から徒歩約15分)
TEL
0742・23・0072
営業時間
10:00〜17:00
定休日
水曜(祝日の場合翌日)
テーブル8席・座敷10人

「お抹茶ぷるん」「黒胡麻ぷるん」

天極堂奈良本店

「葛あんみつ」 天極堂・店内

「本物の葛を知ってもらいたい」という思いで材料にこだわり、作りたての葛を使った料理やスイーツを提供しています。「葛は女性に優しい食品です」と話すのは店長の坂口りつ子さん(28)。研究が進み、更年期障害にも良いということも分かってきました。奈良町にオープンした姉妹店「一福茶屋」では生地に葛を使った「一福まんじゅう」(かぶせ茶とセットで450円)や葛粉のみで作った、しっとり感のある「くずの子ロール」(ティーセットで800円)が人気です(TEL 0742・24・5056)。

住所
奈良市押上町1-6(県庁東の道を北へすぐ)
TEL
0742・27・5011
営業時間
10:00〜19:30(19時LO)
定休日
火曜(祝日の場合翌日)
50席
駐車場
5台

Cafe 茶香庵

茶香庵・店内

もちいどの通りから少し入った所にある店。店内のあちこちに置かれた小さな小物が見る人の心を和ませます。「自分が気に入ったものを売りたい」とそれまで違う仕事をしていた小林理絵さん(27)が始め、お母さんと一緒に店を営んでいます。一つひとつ手作りするため待ってもらうことも多く、2人で対応し切れない時は新しい客を断ることも。 「お客さんを大事に、自分たちも楽しみながら店を開けています」と話すように、一人でもゆったりと寛げる雰囲気のある店です。

住所
奈良市元林院町35(近鉄奈良駅から徒歩7分)
TEL
0742・24・7557
営業時間
12:00〜18:00
定休日
水曜
34席
「茶香庵の“和”パフェ」

お菓子と喫茶 はぁーと

「能登大納言の冷やしぜんざい」
☆ならリビング持参の人にこの冷やしぜんざいと抹茶か煎茶のセット、通常800円を700円に。また持ち帰り用「冷やしぜんざい」3個を通常の5%引きで提供。6月13日(月)まで。
はぁーと・店内

元はお菓子の材料販売をしていた岡野さん。地方で頑張っている生産者の作る農作物を、お菓子に変えて世に広めたいとの思いからお菓子作りに進みました。洋菓子が専門で、素材が明確な“自然流”のお菓子を作っていますが、金沢で「能登大納言」や「五郎島金時」に出合い、行き着いたところが“和”でした。 店は優しい木の雰囲気で統一され、素材の味を存分に生かした洋菓子と和菓子が並びます。「今後は奈良県内の食材を生かしたお菓子を作りたい」と一緒に頑張る農家も探しています。

住所
大和郡山市九条平野町3―31(近鉄九条駅西隣)
TEL
0743・54・4478
営業時間
9:00〜20:00
定休日
火曜(祝日の場合営業)
22席
駐車場
7台

葛きり 抹茶 やまが

やまが・外観

大野寺に向かう道中の茅葺(かやぶき)民家がこの店。「宇陀の葛が一番おいしい」と話すのは店主の岸本彰夫さん(76)。宇陀は葛の本場。土と気候が良く、きれいな空気と水に恵まれています。 本葛は加工するとすぐに食べないといけないため、注文を受けてからしか作りません。「ここの葛きりを食べるために奈良に来た」と他府県から何度も訪れる人もいます。どこか懐かしい、日本の古里に来た気分になれる店です。

住所
宇陀郡室生村大野2369(近鉄室生口大野駅から徒歩5分)
TEL
0745・92・3355
営業時間
10:00〜18:00
定休日
なし
35人
駐車場
6台
葛きり

八十吉(やそきち)

「吉野天人」 八十吉・店内

窓からは吉野の山々が見渡せる同店。吉野で唯一、吉野葛の製造工場を持つ老舗ですが「本物の葛きりを食べたい」というお客さんの声に応え、喫茶コーナーをこの春オープンさせました。  「葛きりは単純なだけに難しい」と話すのは4代目となる店主の村田嘉市さん(59)。「食べたら分かる」という葛きりはシルクのようななめらかさで、すでに2度、3度と訪れている人もいます。「来られた人を吉野らしい雰囲気で迎え、本当に満足してもらえるように絶えずお客様の声を大切にさせていただいています」と話します。

住所
吉野町吉野山561-1
TEL
07463・2・8739
営業時間
9:00〜17:00
定休日
水曜
32人

町家茶屋 古伊(ふるい)

古伊・店内

今井町を訪れた観光客に休憩する場所がほしいと言われたのがきっかけで、江戸時代中期から続く町屋の通り庭を改装し、喫茶スペースにしました。銭箱など実際に当家で使われていた古民具が置かれ、煙草盆は使うこともできます。そばなどランチメニューもありますが、テーブルは置かず江戸時代の茶屋の雰囲気に。店のオーナーであり13代目当主の古林正士さん(56)と孝子さん(52)夫妻は「入ってみて良かったと心に残る店でありたい」と話します。

住所
橿原市今井町4丁目6-13(近鉄八木西口から徒歩約12分)
TEL
0744・22・2135
営業時間
10:30〜17:00(土日祝日は17:30まで)
定休日
火・水曜
20人(10人以上の場合は要予約)
抹茶アイスぜんざい

このページの内容は2005年6月10日現在のものです。





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