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「五感をフルにつかって、教室の中ではできないことをしてみてください」と話すのは自然環境教育コーディネーターの稲田利子さん(葛城市・54)。情報化社会の今、植物図鑑などの出版物はもちろん、インターネット上でも簡単に情報を集めることができます。しかし、「子どもの目線でよいので、しっかり植物そのものを見ることが大事。触って、においをかいで、体で覚えましょう」。自分の感じたことをまとめるだけで、立派な研究に。紙の上で見てまとめたものは頭を通るだけなので、その紙がなくなれば忘れてしまいますが、「実際に見たものは心を通って体が覚えます」と稲田さん。
特別な場所へ行かなくても、田んぼのあぜ道や公園、家の周りで土のあるところに行けば、雑草があります。そこで、植物だけではなく、草へやってくる昆虫を観察したり、食べ跡を確認したりして、すべての生き物が植物とかかわっていることを学ぶことができます。上から見たら、今度は寝転がって下から見たり。見方を変えることで新しい発見があるようです。
◇植物観察のヒント
- さまざまな形の葉を集めて、自分だけの図鑑をつくる
- いろいろな葉の虫食いの跡を調べる
- 夏の果物の種を集めてみる
- 同じ果物で、部位による甘味の違いを調べてみる
- 料理に使った後の野菜のヘタを水生栽培してみる
- いろいろな花で染色をしてみる
…など
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