特集

華やかな山々 彩りの奈良 秋のドライブを楽しもう


秋本番、県内のドライブを楽しんでみませんか。目的地を目標に周ったり、往復したりさまざまですが、ゆっくり時間をかけて楽しむ人には距離を短く、旅行気分でドライブを楽しみたい人には長い距離をおすすめします。普通自動車が無理なく通ることができ、急カーブが少ないルートと地元スポットの情報を紹介。車で少し遠出、秋を満喫しませんか。

走行距離約50km紅葉もビューポイントも

柳生、月ケ瀬、山添、布目方面、春の観光は有名ですが、秋の紅葉も美しいところです。四季を通じて観光をしてもらおうと、赤く染まるモミジ、広葉樹の紅葉が随所に望めます。

昨年モミジを70本植樹した柳生。陣屋跡には成木を植えたそうです。また月ケ瀬のモミジもおすすめです。ダム建設時、湖底になる場所の木を川沿いに移植しました。「V(ぶい)字渓谷のモミジの紅葉がみごとです。この地域は植林(針葉樹)が少ないため、紅葉が美しいですよ」というのは奈良市月ケ瀬観光会館館長の西脇勝征さん。渓谷をまたぐ橋から川へと目線を移すと、紅葉が川面に映り、美しさが際立つそうです。

山添のおすすめは神野山。「神野寺のモミジはきれいですよ。寺から歩いて約5分で山頂に出ますが、そこからの景色は最高です。また、これからの季節の早朝、山頂からは雲海が見られます」というのは山添村地域振興課主事の吉村一史さん(36)。車で県道から約1kmの神野寺まで少し急坂。待避個所もあるので気をつけて運転しましょう。全体のコースは約50km。無理なく運転できるコースです。


▲神野寺の紅葉 高くそびえ立つ大きなモミジがある。
地図

中南和地域を訪ねる 地域を巡る旅ロマン

1.下市―フルーツロード―西吉野―大塔―天川―下市(約100km)

フルーツロードはその名の通り柿畑が続きます。路地で売られる柿も魅力ですが葉が紅葉し、しみじみ秋を感じることができます。途中、北方面の展望が広がるところに駐車スペースもあって、休憩にうれしいところです。

大塔から天川方面に向かうと景色は一転します。深い山の谷を走り、旅情をかきたてます。「薬湯のみずはの湯は建物に入るとすぐにハーブの香りがします。薬草臭くない香りでリラックスします。地元特産のハーブを使用しているのですよ」というのは天川村総合案内所観光施設経営グループ主査の天神晴生さん(39)。また車をおいて栃尾観音堂の木彫の円空仏を拝みながら、小旅行の無事を祈ってはいかがでしょう。


▲天川みたらい渓谷は紅葉の名所として有名
シーズン中は混み合う
2.山麓線―大淀(約30km)

子どもと楽しめるファミリー向けコース。まずは葛城高原のラッテたかまつのカフェで、牧場のミルクをたっぷり使ったアイスクリームをペロリ。御所に入ると一言主神社が見えてきます。11月中旬になると境内はイチョウの落ち葉で黄色のじゅうたんに―。 「大阿太高原の花岡大学童話碑から金剛山のロケーションが広がります。近くの福神中央公園のローラースライダーは子どもに人気です」というのは大淀iセンターの森本悦子さん。山麓線を走っているときは気付かない雄大な山々を眺めてみましょう。


▲花岡大学童話碑を背にして 山々の展望がよい
3.曽爾

ワンポイントとしておすすめの曽爾は、ここが奈良であったのかと思うほど雄大な風景が広がります。約1300万年前火山活動でできた柱状節理(ちゅうじょうせつり)で、高さ200mほどある岩壁が山肌のあちらこちらに見られます。「屏風岩の紅葉はみごとです。サクラ、岩の隙間のツツジが紅葉し、岩壁が美しく彩られます」というのは曽爾村観光振興公社専務理事の井上善富さん(65)。県道から屏風岩公苑と書かれている案内看板が分岐にあるので迷うことはありません。県道から遠く屏風岩を見て、公苑から見るとその大きさに圧倒されます。


▲間近にせまる垂直な岩の屏風岩

このページの内容は2006年10月13日現在のものです。





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