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2006年も残すところあと少し。新年の訪れも間近となりました。年末年始は寺社に詣で、絵馬に願い事を書くという人も多いのではないでしょうか。新たに迎える2007年が皆さまにとって良い年でありますように―。そんな願いを込め、本年最後のならリビングは絵馬を特集。良い年末年始をお過ごしください。写真左:畳14枚分の大きさを持つ橿原神宮の大絵馬 |

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「家族みんな健康に過ごせますように」「合格しますように」―。いろいろな思いを託して神社や寺に奉納される絵馬。奈良時代には雨乞いや晴天を祈るために生きた馬を祭神に奉納していたそうですが、時代を経るに従って土馬や木馬に、そして板立馬、板絵馬と徐々にその形が変化してきました。板絵馬でも初めは馬の絵が描かれていたものが、願いに合わせた絵柄が描かれるようになってきたようです。 |

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手向山八幡宮に残る立絵馬は、絵馬の古い形式を今に伝えています。ご祭神である応神天皇が寵愛された「あつひさ」という黒馬が八幡宮に伝わる「唐鞍(からくら)」という馬飾りをしている姿を簡略化したデザインで「今は民芸品としても親しまれています」と宮司の上司延訓さん(70)。昭和の中ごろまでは神社で一つひとつ手描きしていたそうです。今は外注していますが絵の具も特殊なものを使い、その形も独特なため手作りに変わりありません。戦時中は武勇の神様として、また境内に菅原道真の百人一首の碑があることから、学問の神様としても信仰を集めています。 |
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大神(おおみわ)神社の摂社・久延彦(くえひこ)神社は智恵の神様として信仰されています。この神社に続く石段の左右には多くの願掛け絵馬が奉納されていますが、先月11月に新しく登場したのがフクロウ型の絵馬。「物知り」なフクロウが角帽を被っている愛嬌のある絵馬です。久延彦神社は竹やぶに囲まれており、まだまだ伸びる若い竹に絵馬を結んで、学問向上を願う人も多いそうです。 また大神神社では拝殿の手前にある夫婦岩の横に縁結びの絵馬掛けが設けられています。ここの絵馬はプライバシーを守るため、願い事の上にシールをはることができるようになっています。 大神神社の摂社で、奈良市にある率川(いさがわ)神社では、6月の例祭・三枝祭(通称・ゆりまつり)の時に「ゆり絵馬」を授与しています。この祭は笹ゆりの花を酒樽に飾って祀る、奈良時代ごろから伝わる行事で、笹ゆりを描いた絵馬に造花の笹ゆりをつけて授与され、特に女性に人気があります。 |

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安倍文殊院は日本三文殊の第一霊場で、学問の仏様として信仰されています。毎年11月には境内の花広場に新年の干支をパンジーで描くジャンボ絵馬が登場し、冬の境内を彩ります。来年の干支「亥」でちょうど12年目。十二支がそろいました。 |

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春日大社には「春日若宮おん祭」で知られる「若宮」など全部で61の摂社・末社があります。「八百万の神」と言われるように、日本の神様はそれぞれ異なる分野の力を持っておられるということで、それぞれの願いに合わせた絵馬を授与している摂社・末社もあります。 その他にも、神社によって特徴のある絵馬が授与されています。正月には干支絵馬が多いですが、年間を通じて授与されている、その寺社ならではの絵馬を探してみてはいかがでしょう。 |

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このページの内容は2006年12月22日現在のものです。
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