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焙煎の数だけ味がある 自家焙煎コーヒー秋色の一杯を求めて
香ばしい香りの奥に広がる、苦味や酸味の味わい。コーヒー焙煎の世界は奥深く、同じ産地の豆でも、焙煎する人が変われば、違った味に感じます。また、店の雰囲気や店主の人柄も千差万別です。自分好みの一杯を探して、秋の奈良を巡ってみませんか。
目次
Coffee Loom【奈良市】
コーヒーを介して 人とつながれる場所に

常時6種類の豆を販売。飲みやすいオリジナルブレンドを1種類と、ほかは単一の農園の豆で浅煎りから深煎りまでそろえ、豆はその時々で変わる。店内ではその中から選んだ豆をドリップコーヒーで600円~750円でも提供。
その豆に合った焙煎を 人や豆との出会いを大切に
大学の在学中に訪れたカナダでコーヒーの魅力を知ったというオーナーの木原諒さん(33)。帰国後もコーヒー店で働き、再びコーヒーの勉強をするためにオーストラリアのメルボルンに。日本に戻った後もさらに勉強を深め、昨年末にチャレンジショップを経て同店をオープンしました。「個人的な好み」と浅煎りが多めですが、一般にも飲みやすいブレンドも提供しています。「焙煎度合いで味が変わるのが面白い」と話す木原さん。いかにその豆に合った焙煎をするかを常に考えています。Loomとは「織機」という意味。人や豆との出会いで、物語をつむぐような場所にしたいと話します。
Coffee Loom
住所
奈良市南市町18-4
SNS
営業時間
9時~17時
定休日
木曜日
※臨時休業の場合はInstagram等でお知らせ
駐車場
なし
備考
問い合わせはInstagramのDMより
地図
sukka coffee【生駒市】
産地の特徴生かし 暮らしになじむコーヒーを

住宅街の一角にあり一見するとカフェのようなかわいらしい自家焙煎コーヒー店。「みなさんの暮らしになじむ店」をコンセプトに、焙煎は産地の特徴を生かしながらやさしい味に仕上げる。自家焙煎カフェインレスコーヒーも味わえる。
やさしい味を目指し 時間と空間を大切に
カフェ好きのオーナー・駒井恭真さん(36)が昨年8月にオープンした自家焙煎コーヒー店です。取り扱う豆は全部で6種類。初めて訪れる人や迷っている人のために、チャート表を用意しているので、好みの豆を探しやすくなっています。
週末には、マフィンやバターケーキなどの焼き菓子も販売。いずれも米粉を使った焼き菓子で、コーヒーとの相性も良いと評判です。
「その人の時間や空間を邪魔しないコーヒーを提供したいです」と駒井さん。中深煎りを基準として、低めの火力でじっくり焙煎しています。
WEBで豆の販売も行っている。
sukka coffee
住所
生駒市山崎町20-51
WEBサイト
https://webshop.sukkacoffee.com/
SNS
営業時間
13時~18時
定休日
不定休
※SNSでお知らせ
駐車場
あり
備考
問い合わせはInstagramDM
地図
Cauda(カウダ)【奈良市】
サイフォンからエスプレッソまで 好きなスタイルで味う

スペシャルティグレードの豆を常時10種類前後そろえる。それぞれ豆の特徴に合わせて自家焙煎。店では、サイフォンで抽出して提供しているので、香り高いコーヒーを楽しめる。エスプレッソ系メニューもおすすめ。
木漏れ日を感じながら ゆったりカフェタイムを楽しむ
平城宮跡のすぐ近くにある自家焙煎コーヒーの店です。店のカウンターにはサイフォンが並び、コーヒーを入れる姿を眺めながら、ゆったりとした時間を過ごせます。店主の杉坂知久さんのおすすめは、エスプレッソ。エスプレッソ用にブレンドした豆を、独自の抽出圧により濃厚なコーヒーに仕上がっています。飲んだ後の余韻をしっかり楽しんでほしいそうです。カフェモカをはじめとしたエスプレッソ系のコーヒーメニューも豊富で「ブラックだけでなく、好きなスタイルでコーヒーを味わって欲しい」と杉坂さん。パニーニなどの軽食や、ケーキセットもあるので、カフェタイムにゆっくりと訪れてみては。
Cauda(カウダ)
住所
奈良市二条町3-4-9
TEL
WEBサイト
SNS
営業時間
10時~22時
定休日
月・火曜定休
駐車場
あり
地図
自家焙煎珈琲 福田珈琲店【奈良市】
雑味のない酸味を求めて 香りと共に味わうコーヒーの奥深さ

雑味のない深みのあるスペシャルティコーヒーランク以上の豆を13種類ほど用意しホットで提供。最近の人気は、ナイトロアイスコーヒー300ml800円。窒素ガスを加えることで、口当たりなめらかで甘みを感じることができる。
産地にこだわった品種 貴重な豆も取り扱う
スペシャルティ豆はもちろん、トップスペシャルティやトップオブトップとよばれる上級豆も扱います。ショーケースに並ぶ豆の中から、1杯600円で希望する豆をその場でドリップしてくれます。好みの味やその日の気分などを聞きながらですが、初めての人にはトップスペシャルティコーヒーを薦めるそうです。「雑味がなく深みのある味で、フルーツのような香りを感じさせてくれます」と店主の福田さん。また、パナマ産のゲイシャやインドネシア産のコピ・ルアクなど貴重なコーヒー豆も取り扱っています。コーヒーの香りと味の変化を楽しんでほしいと、店ではブラックのみで提供。雑味のないおいしい酸味を感じられるコーヒーをぜひ味わってみては。
自家焙煎珈琲 福田珈琲店
住所
奈良市秋篠町1543-2
TEL
WEBサイト
SNS
営業時間
12時~18時
定休日
水・木曜日
駐車場
あり
地図
珈琲雨読(うどく)【天理市】
珍しい直火手回し機 豆ひと粒に向き合う

タンザニア産とインドネシア産の豆を合わせたブレンドとタンザニア豆のみを焙煎した中深煎りの2種類を味わえる。直火の手回し焙煎機を使って焙煎。ネルドリップで抽出し、雑味のない飲みやすい仕上がり。
趣きある古民家で味わうコーヒー 焙煎体験も人気
ブレンドコーヒーは2種類の生豆を混ぜてから焙煎。焙煎前後でひと粒ずつハンドピックで選別することで、雑味のない味に仕上がります。直火の手回し焙煎機でおよそ15分、豆や火加減と対話しながら、焙煎しています。店内で味わうコーヒーはネルドリップで抽出。コーヒーオイルが程よく抽出され、とろみがあり、まろやかな味わいです。また、小型の手回し焙煎機を使ったコーヒー焙煎体験も実施。1人2800円、土曜日18時30分から20時、1組2人までで予約を受け付けています。「焙煎に興味のある人はぜひ体験してください」と店主の吉塚敦司さん。
珈琲雨読(うどく)
住所
天理市田井庄町126-7
SNS
営業時間
11時~17時
定休日
水・木曜日
※営業日はSNSでお知らせ
駐車場
あり(2台)
備考
問い合わせはInstagramDM
地図
自家焙煎珈琲 カフェえんれい【橿原市】
自家焙煎コーヒーをたっぷり歩きながらも楽しめるパフェ

パフェとしても、ストローで飲んでも楽しめる埴輪パフェ880円(単品)。大和当帰とドミニカ産コーヒーをブレンドしたジュレや、同店オリジナルのグァテマラとコロンビアのブレンドを使ったコーヒーゼリーをたっぷり使っている。
今井町の玄関口として 住民も観光客もくつろげる店に
「地域の人の休憩場所としても、観光客が情報を得る場所としても利用してほしい」と話すオーナーの阪本和世さん。自家焙煎のコーヒーをはじめ、ランチやモーニングも提供しています。
最古の品種とされるウガンダのコーヒーは、無農薬無化学肥料で自然栽培されるアラビカのティピカ種で、ほかにも農園指定のスペシャルティコーヒーなどを提供しています。ハンドドリップコーヒーには鉄瓶で沸かした湯を使ったり、食事メニューにも有精卵の「ぴよたま」を使うなど、食材や手作りにこだわっています。スイーツは自家焙煎珈琲を使ったパフェなどを提供しています。
自家焙煎珈琲 カフェえんれい
住所
橿原市今井町1-4-5
TEL
SNS
営業時間
9時~17時(店内利用は16時まで)
※土日曜日は8時~
定休日
水曜日
駐車場
9台
地図
ナオ珈琲【田原本町】
煎りたての鮮度が自慢 すべてスペシャルティコーヒー

焙煎したての新鮮なコーヒー豆にこだわる。シングル中心ですべてスペシャルティコーヒー。オーガニックやデカフェもある。モーニングAセット(トースト・ゆで卵)は100円とコスパ感抜群。香り高いコーヒーと共に味わいたい。
世界各国の豆をバランスよく 試飲でお気に入りを
「コーヒー豆は生鮮食品」というオーナーの中谷秀樹さん(63)。新鮮な煎りたてコーヒーにこだわっています。店頭には15種類ほどの豆が並び、すべてスペシャルティ。個性豊かでありながらバランスのよさも心がけています。毎月、新しい豆が登場し、10月はタンザニアCCOFFEECLUBサンベウェWS。全種試飲もでき、お気に入りのコーヒー豆を探す楽しみも。
5種飲み比べができるドリップバッグもあります。注文焙煎(200g~)も受け付けていて、焙煎の度合いもオーダー可能。モーニングやランチ、スイーツもあり、香り立つ一杯と共に心豊かな時を過ごすことができます。
ナオ珈琲
住所
田原本町大木306-2
TEL
WEBサイト
https://naocoffee-tawaramoto.com
SNS
営業時間
8時~17時
<モーニング>8時~11時
<ランチ>11時~14時
定休日
月曜日・火曜日
※Instagramで確認を
駐車場
あり
地図
大福珈琲【明日香村】
日常に寄り添うことを大切に 焙煎したてにこだわる

人気の大福やイチゴの甘みを感じるアスカなど、数種の豆をオリジナルブレンドした焙煎コーヒーが楽しめる。飲み比べができる手軽なドリップバッグも。コーヒーと一緒に手作りのクッキーや冬には自家栽培の焼き芋も味わってみたい。
女性オーナーの目線を生かし ハンドドリップでやさしい一杯
「日常に寄り添うことを大切にしたい」と話すオーナーの岸田正美さん。昨夏、橿原から明日香村に移転オープン。一粒一粒丁寧に選別した豆を焙煎し、煎りたてにこだわったコーヒーを提供しています。
豆は出来るだけ鮮度を保てるよう100g単位で販売。そこから個々で熟成具合をアレンジするなど嗜好品としての自由度を大事にしています。鮮度を保つ包装のドリップバッグもあり、暮らしのさまざまな場面に応じた楽しみ方を提案。テイクアウトや通販もありますが、店内で味わうハンドドリップコーヒーで心ほどける時間を。スカッシュ珈琲もおすすめです。
明日香の風景を楽しみながらコーヒータイム。
大福珈琲
住所
明日香村御園30-4
TEL
WEBサイト
https://r.goope.jp/daifukucoffee/
SNS
営業時間
10時~17時
定休日
月曜日・火曜日(祝日の場合は営業し別日に振替)
※Instagramで確認を
駐車場
あり
地図
KOTOBUKI COFFEE【香芝市】
毎日飲んでも飽きない 気軽に楽しめるコーヒーを

中浅煎りから深煎りまで6種類程度のスペシャルティコーヒーを販売。自宅で毎日飲んでも飽きない中深煎りが多め。豆はその時々で変わり、珍しい国の豆も作っている人の顔や思いを知ってほしいと工夫を凝らしている。
デカフェには自信あり 地域に根付いた店に
脱毛サロンも経営し、そこでコーヒーを出していたという代表の松原寿樹さん(34)。高校生の時からコーヒーが好きで、自分でも焙煎したいという思いを持った松原さんは、働きながら焙煎を学んでいました。その後、縁があり、昨年末に同店をオープンしました。
常時置いている豆のうち一つは、カフェインレスのデカフェ。「これには自信がある」と松原さん。住宅街も近いため、子育て中の世代も訪れます。カフェインを控えたい人にもぜひ飲んでほしいとのこと。また焙煎にも興味を持ってほしいと、コーヒー焙煎体験キットも作って販売しています。
店内で飲むことも可能。
KOTOBUKI COFFEE
住所
香芝市瓦口74-3
TEL
WEBサイト
https://kotobukisan.official.ec/
SNS
営業時間
7時~16時
※日曜日のみ17時まで
定休日
金・土曜日・祝日
駐車場
1台
地図
Re:Coffee Roasters 榛原焙煎所【宇陀市】
コーヒーを通じて 幅広い世代の人と交流も

スペシャルティコーヒーを常時9種類程度販売。ハンドドリップ600円~でも提供している。ブレンドはなく、おすすめは浅煎り。「コーヒーの楽しみ方に正解はない」と軽い内容から深い話までどんな相談にも応えている。
職人ではなく「博士」 豆の可能性を限りなく追求
「カフェの聖地」ともいわれるオーストラリアのシドニーや国内の店で経験を重ね、3年前の春に同店をオープンした代表の松田祐偲さん(31)。コーヒーの魅力は若い人から年配の人まで、世代を超えて共通の話ができることと話します。
「豆の持っている可能性を焙煎でどれだけ満点に近付けられるか」と話す松田さん。感覚ではなく化学変化を考え、数字で判断するところは職人というより博士だといいます。
カヌレなどのスイーツも置いていますが、あくまでもコーヒーがメイン。焙煎についても勉強を続けており、まだまだ上を目指したいと話します。
中に入ると雰囲気が一変し、スタイリッシュな空間に。
Re:Coffee Roasters
住所
宇陀市榛原長峯15-3
TEL
SNS
営業時間
10時~18時
定休日
水・木曜日
駐車場
4台
地図
※このページの内容は2026年10月2日現在のものです。











