がっつりだけが丼じゃない　ちょっとおしゃれで上品　女子のためのスマート丼

鮮度と焼きたてにこだわり 「おいしい」を提供

●鰻丼（四切）　2750円

　店の信条は「さばきたて」「焼きたて」「できたて」。国産ウナギを、その日使う分だけをさばき、注文が入ってから焼き上げる。関西風に焼き上げ、たれもあっさりとした味で、自分で味を調節して食べることができる。

ゆったりとした店内 焼き上がりまでの時間も楽しんで

　阪奈道路三碓インターすぐ、富雄川沿いにあるうなぎ専門店です。明るく広々とした店内は、焼き上がりまでの時間も会話を楽しんでほしいと、座席もゆったりと配置しています。焼きたて、できたてにこだわり、注文が入ってから、備長炭で中はふっくら、表面はサクッとした食感に焼き上げます。
　うな重は、鎌倉（六切）3850円、平安（一尾）4950円、奈良（一尾半）6050円、飛鳥（二尾）7150円。うな重にう巻きやうざくなど小鉢がついた御膳は5390円～。お祝いの席にもよく利用されるそうです。6月には父の日があるので、家族で利用してみては。

希少部位イチボ肉使用 卵かけごはん風丼

●TKG風ステーキ丼　1903円（みそ汁付き）

　広島県のなかやま牧場で育てられた「なかやま牛」の希少部位イチボを、レアに焼き上げたステーキ丼。自家製にんにくしょう油ダレは、卵に合うよう少しまろやかな味に。ワサビを添えるなど味変を楽しめる。

特製の自家製ダレ 肉のうま味を堪能

　昨年7月にメニューを全面リニューアルし、国産牛ステーキ丼専門店として再スタートしました。牛の尻から太ももにかけて取れるイチボは、肉と脂肪のバランスが良い部位で、程よい脂の甘みと赤身のうま味を味わえます。自家製ダレは店頭でも販売するほど人気です。
　メニューは、うずまきのステーキ丼1815円、モモ肉のステーキ丼1375円なども。いずれもプラス料金で、ミニサラダや小鉢、デザートなどを付けた御膳風にもできます。イチボ肉の新しい魅力を味わえる肉まぶし重は、ひつまぶし風に薬味や牛骨だしをかけていろいろな味を楽しめます。

体に優しい日本料理 美しい眺めと共に味わう

●奈良　季節野菜の天麩羅丼　1800円

　季節の大和野菜などを盛り込んだ天丼。生薬として知られる大和トウキの葉の天ぷらも添えられている。別盛りのエビは、天つゆか丼つゆ、好みのスタイルで。プライベートな空間で、四季折々の庭園の変化を感じながらゆったり過ごせる。

大和野菜もふんだんに 心癒やされるひと時を

　今年6月で3周年を迎える「ふふ 奈良」。奈良公園瑜伽山園地エリアにあり、大阪財界で活躍した山口吉郎兵衛の別荘があった場所としても知られます。レストランは、茶道家でもあった山口氏の雅号「滴翠」を受けて名づけたそうです。
　ランチは和漢の香り焼きカレー1800円など手ごろなメニューのほか、滴翠御膳八角3800円をはじめとした御膳料理や、滴翠会席瑠璃10000円など会席料理も充実。お祝いなど、晴れの日の食事の場としての利用もおすすめです。
　初夏の緑あふれる美しい庭園を眺めながらの食事は、日ごろの疲れを癒やしてくれます。

季節の野菜たっぷり使い女性目線のメニュー詰め込んで

●カフェ丼　1320円

　奈良県産のヒノヒカリを使ったご飯の上に月替わりのメイン料理、卵料理と季節の野菜を使ったメニューを6種類ほど、おひつに詰め込んだカフェ丼。スープもスパイスなどにこだわっている。テイクアウトはスープなしで1100円。

この春リニューアル ケーキなど新メニューも

　「女性のお客さんに野菜をおいしく食べてもらいたい」と話すオーナーの宮本知己さん（57）。調理師免許を持つスタッフが毎月メニューを考案。グリル野菜やサラダなど、新鮮な季節の野菜をたっぷり使った、女性が好む料理をおひつに詰め込んでいます。
　ランチはカフェ丼のほか、キッシュプレートとクロックムッシュプレートも提供。野菜は契約農家の無農薬野菜などを使っています。4年目を迎えてリニューアルし、スイーツメニューも新しくなりました。コーヒーのブレンドなども一新。コーヒーはサイフォンで提供しています。

野菜がいっぱい女性に人気の丼

●ロコモコ風カフェ丼　880円

　目玉焼きの下にハンバーグが隠れている。ご飯、ハンバーグ、季節の野菜をたっぷりのせた上に目玉焼きを最後にのせている。ソースはロコモコというより、しょう油ベースの洋風仕立て。甘めに、そしてさっぱりとしている。

日本人向きエスニック 南国リゾート風の店

　10年前に改装してから、南国リゾート風な店内になりました。そのとき大幅にメニューを変更。ロコモコ風カフェ丼はその時からの人気メニューです。ソースは何回も配合を変えて作り上げたオリジナル。ほんの少しのニンニクが隠し味です。トッピングのサラダは県内産と近郊の物を使用。春先はわさび菜、サニーレタスをたくさん入れていました。これからの季節は夏野菜が入ります。テイクアウトも可能です。
　他には定番のナシゴレン、タコライス、ドリア、パスタなどのメニューがあります。また5月からかき氷、新メニューも登場しました。

こだわりの調味料使い 秘伝のタレを絡めたから揚げ

●からあげ甘辛丼（にゅうめん付）　800円

　同店の看板メニューである台湾から揚げを、独特な風味の香辛料をかける前の状態で、秘伝のたれを絡めて作る甘辛丼。こだわりの調味料で鶏肉を漬け込んで作るから揚げは柔らかく、香辛料をかけると台湾を感じさせる味付けに。

昨年末に天理市から移転 三輪山コーヒーやケーキも人気

　この地で長年喫茶店を営んでいた前店主の跡を継ぎ、和太鼓の弟子でもあった川北宏美さん（68）が天理から店を移転し、昨年12月に現オーナーと店を構えました。看板メニューは天理の店から続く台湾から揚げと、三輪山の御神水を使った三輪山コーヒー。パティシエパパのケーキ（2種類）セット1000円など、スイーツも充実しています。桜井に店を移してから、にゅうめんとのセットも始めました。大神神社の参道にありますが、川北さんは「参拝のついでではなく、この店に来たからお参りしようと思ってもらえるような店にしたい」と話します。

国産黒毛和牛A4ランク以上 低温調理と無添加にこだわり

●自家製ローストビーフ丼　1300円

　主に九州産の黒毛和牛A4ランク以上を使用。低温でじっくりと調理することで旨味を閉じ込めしっとりジューシーに仕上げている。他に旬の果物や和栗を使ったパフェなどカフェメニューも。店前にスイーツの自販機も置く。

岡寺の参道入口で 食材の味を生かした料理

　明日香村のチャレンジショップを卒業し、2年前、現在の場所に再オープン。地元や県産メインの素材を生かしたランチやスイーツが好評です。中でも一番人気の自家製ローストビーフ丼は、主に九州産和牛のA4ランク以上を使用。ロットで仕入れ自店でさばいているため、安価で提供することができます。低温でゆっくり調理することで旨味を逃がさず、しっとりとジューシーな仕上がりに。タレもオリジナルで野菜にかけてもさっぱりと美味。尚、プラス200円でセットできる季節のスープも自家製で米麹の甘酒が隠し味に。コクと甘みが加わります。

独自の調理法で火を通す 蓋も閉じられない厚さのカツ丼

●とじないカツ丼（極厚）　1500円
（トッピングの卵はプラス100円）

　一人前350～400gの三元豚を独自の調理法で火を通し、3～4cmという分厚さのため卵でとじられず、とじた卵の上に乗せるというインパクト抜群のカツ丼。米は奈良県産のヒノヒカリ、卵は吉野MICA卵を使用。並200gは1200円。

だしと豚肉にこだわった同店 ランチメニューとして登場

　こだわりのだしで、こだわりの豚肉を食べるしゃぶしゃぶを提供する店として昨年秋にオープンした同店。新たにランチメニューを考える中で、こだわっていた豚肉からカツ丼を考案。しかも350～400gという極厚の豚で作るカツ丼。しっかり中まで火を通し、かつ柔らかく揚げられるかを試行錯誤した上で登場したメニューです。卵でとじず、蓋も閉じられないため、横に置いて提供。並（200g）の提供もありますが、女性でも極厚にチャレンジする人が多いそうです。人気メニューとなったため、5月からはディナータイムにも提供を始めています。

信頼のブランド 「一色産うなぎ」を使用

●愛知県一色産　うな丼・竹(3/4匹）　3190円

　うな丼・梅は1/2匹で2530円。どちらも、う巻き、吸い物、漬物付き。一色産うなぎを使うのは、飼育期間の報告と産地の印が付いているから。蒸してから焼く関東風で提供している。できたてのフワッパリッを味わえる。

緑多い吉野山で 最高のウナギを

　吉野山に気軽にウナギが食べられる店がなかったことで、3年前にウナギ専門店をオープン。店主が国産の一色うなぎと出合い、その味を伝えるべく関東風で提供しています。
　ウナギは一匹ずつ身の硬い部分が異なります。部位によって蒸し焼きする時間を変更。そのひと手間で食感を同じにしています。また骨は処理をしてから焼いて、三河ミリン、砂糖、しょう油と合わせて煮出したさらさらのタレにしています。客の顔を見てから焼くので時間はかかりますが、焼きたての香ばしさ、ふわふわとした食感はここでしか味わえないと評判です。

この材料でこの値段 原価度外視の親子丼

●大和肉鶏もも肉の親子丼　1090円

　大和肉鶏もも肉と香芝市のブランド卵。甘さは本ミリンのみ。本枯れぶし、真昆布、原木干しシイタケのダシと奈良市の醸造所の高級しょう油で味付けしたぜいたくな丼。葛城市の牧場のチーズをトッピングした丼もある。

とろとろふわふわ食感 親子丼は看板メニュー

　聖徳太子の飼い犬だった雪丸は王寺町のマスコット的存在。その雪丸ゆかりの達磨寺に隣接する雪丸茶屋は今年5月1日、4周年を迎えました。参拝者や地域の人がひと息つける場所として親しまれています。
　店主おすすめは、だしのきいたとろとろの親子丼。主な材料である鶏、卵、しょう油は県内産ブランド。大和肉鶏のガラをベースに、愛知県産ミリンや鹿児島県産本枯れふし、北海道産真昆布、県内産原木干しシイタケを入れただしを使っています。親子丼は9時30分からオーダー可能。ご飯がなくなれば終了です。