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スタミナ食の王様 うなぎを食べて元気をチャージ

 今年の夏も暑くなるといわれています。スタミナ食としてこの時期に食べたくなるのがうなぎ。ここ数年、老舗店に加えて新しいうなぎ料理の店が次々とオープンしています。女性同士のグループや父の日のプレゼントにもおすすめです。本格的な夏が来る前に、うなぎを食べて元気をチャージ。暑い夏を乗り切りましょう。

目次

うなぎ処 鰻天(まんてん)【奈良市】

家族との時間を大切に 必ず「できたて」を

奈良御膳(1尾半) 7590円

 注文を受けてから焼き上げ、できたての提供を心がける。御膳にはうな重に、う巻き、うざく、漬け物、吸い物が付いて、うなぎを堪能できる。明るくゆったりとした店内で、家族との食事時間を楽しめる。

 

車でのアクセス良好 ゆったりと食事を楽しんで

 店に入ると、うなぎを焼き上げる香ばしい香りに包まれます。
 「特別な日のご褒美に」と四季折々の祝い事や家族の集まりなどで利用してもらいやすいように、広めのテーブルを、ゆとりを持たせて設置。できたてを用意するため、提供まで時間はかかりますが、「料理を待つ時間も楽しんでほしいです」とオーナー。メニューは、うなぎが半尾の「鰻丼(四切、2750円)」から、食べ応えあるうな重「飛鳥(2尾、7150円)」まで、豊富にそろえます。
 店は、阪奈道路三碓インターからすぐ、富雄川沿いにあり、駐車場も広く、車で訪れやすい場所です。

 

「父の日」などお祝いや特別な日に利用する人が多い。

 

うなぎ処 鰻天(まんてん)

住所

奈良市三碓7-1-24

TEL

0742・52・3005

営業時間

11時~15時(14時L.O.)17時~20時(19時L.O.)

定休日

月曜日(祝日の場合は翌日休)

駐車場

あり

地図

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鰻之姫川【奈良市】

栄養豊富なうなぎで美容と健康を目指し

白蒲重セット 3850円

 かば焼きと白焼き2種類を一つの重で食べられる、同店人気のメニュー。白焼きはだしに漬けてから蒸して焼き上げるので、ふわふわとした食感を味わえる。生わさびや抹茶塩、ゆずコショウなど好みの味で。

 

ならまちエリアで味わうふわふわ食感の関東風

 栄養価が高く、美容や健康によいと言われるうなぎを安く提供しようと、昨年4月にオープンしました。店は民家を改装し、1階は和室、2階はテーブル席を用意しています。
 厳しい品質管理のもとで育てられたうなぎを仕入れ、蒸してから焼き上げる、いわゆる関東風で提供。米や奈良漬け、ほうじ茶など、可能な限り奈良県産のものを取り入れます。
 うなぎを引き立てるサンショウは、和歌山県産「ぶどう山椒」を使用。店でローストしたものを自分でひいて食べるので、ひき立ての香りとしびれる辛味を楽しめます。

 

「ならまち観光とともにぜひお立ち寄りください」と女将の堀博美さん(左)。

 

鰻之姫川

住所

奈良市馬場町12-1

TEL

090・2617・0676

WEBサイト

https://unagi-himekawa.com/

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営業時間

11時~15時、17時~20時

定休日

なし

駐車場

近隣に有料駐車場あり。

地図

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大衆うなぎ 萬佳【奈良市】

高いイメージのうなぎをリーズナブルに提供したい

うな重 松 2800円

 ホテルの和食料理長が手がけるうな重と、珍しいうなぎの天重を提供。たれはうなぎの骨から作る自家製のたれを使用。厳選したうなぎを蒸し上げてからかば焼きや天ぷらにしている。松は1匹付き。竹2200円、梅1600円。

 

珍しいうなぎの天重も登場 野菜の天ぷらも一緒に

 「高級なイメージのあるうなぎをリーズナブルに食べてもらいたい」という思いで、一昨年12月、奈良パークホテル内にオープン。ホテルの和食料理人が丁寧に調理しています。
 この春、うな重に加えて新しくうなぎの天重2000円が登場。外側はサクッとした食感で、中はふんわりと柔らかいうなぎの天ぷらをメインに、野菜の天ぷらを加えた珍しい天重です。うなぎが少し苦手な人でも食べやすいメニューで、支配人と料理長が全国各地のうなぎの天ぷらを食べ歩いて作り上げた新作とのことです。
 温泉とあわせての利用も人気です。

 

温泉とセットになったプランをならリビングで実施中。
詳しくはならリビングHP参照。

 

大衆うなぎ 萬佳

住所

奈良市宝来4丁目18番1号

TEL

0742・44・5255

WEBサイト

https://www.narapark.jp/

営業時間

11時~14時(L.O.13時30分)

定休日

なし

駐車場

あり

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うな喜【京都・精華町】

「おいしい」の声と笑顔のため職人が丁寧に焼き上げる

特上重(1尾) 3900円

 30年以上うなぎを焼き続けてきた店主が、うなぎの焼け具合を1尾1尾見極め、菜箸で丁寧に焼き上げる。たれは見た目ほど濃くなく、ほんのり甘みを感じる仕上がり。「おいしかった」の声と笑顔のため、忙しくても焼き置きはせず、焼きたてを提供する。

 

家庭的で温かい雰囲気 ゆったりとした時間も味わって

 閑静な住宅街の中にある落ち着いた店で、夫婦二人三脚で営みます。この場所で営業を始めて16年、常連客も多く訪れます。
 同店は関西風の地焼き。焼きムラが出ないよう、金ぐしを使わず、網の上で焼き上がりを見極めながら焼き、適度に脂を落とすことでふわりとした食感に仕上げます。うなぎ料理が苦手だった人や子どもが「おいしい」と言って食べられるようになったことも少なくないそうです。
 「お客さんの笑顔が励みになってます」と店主。店にはいつもゆったりとした時間が流れています。

 

「味はもちろん店の雰囲気も楽しんでほしいです」と店主。

 

うな喜

住所

京都府相楽郡精華町光台9丁目9-3

TEL

0774・98・3414

営業時間

11時30分~14時(L.O.)、17時~19時30分(L.O.)

※焼きに時間がかかるので、持ち帰りは事前連絡が望ましい。

定休日

水曜日(祝日の場合は翌日休)、火曜夜

駐車場

あり

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うなぎ・すっぽん料理 大門【大和郡山市】

女性に一番人気 かば焼きと白焼きの2色丼

2色丼 3960円

 女性に一番人気の2色丼でかば焼きと白焼きのうなぎを楽しめる。目の前で生きたうなぎをさばき、パリッと焼き上げる関西風。白焼きはわさび醤油やアンデスの岩塩で味わう。2色のひつまぶしにすることもできる。

 

本当の味を食べてほしい 目の前でさばいて調理を

 「ほんまもんを食べてもらいたい」と話すオーナーの谷村諭さん(76)。いろいろな飲食業に携わり、最終的に選んだのがうなぎ。生きたうなぎを注文が入ってから客の目の前でさばき、焼くというのがこだわり。間違いのない新鮮さを目の前で見てもらうことで、「本物」を提供しています。
 メニューは昼も夜も共通で、うな丼並2310円などお手頃な価格設定。一品メニューから、刺身等も付く定食まで幅広いメニューがそろっています。「おいしいと言って、また来てもらえるが一番うれしい」と谷村さん。そのために店を続けていると話します。うなぎをさばく体験もできます。

 

店内に入るとうなぎを生きたまま保管している「立場(たてば)」があり、うなぎを見ることもできる。

 

 

うなぎ・すっぽん料理 大門

住所

大和郡山市筒井町934-1 サンビル1F

TEL

0743・57・7234

営業時間

11時~15時、17時~21時(L.O.20時30分)

定休日

火曜日

駐車場

17台

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うな福【上牧町】

柳川の老舗料亭の技術を 関西では珍しいせいろ蒸し

鰻のせいろ蒸しセット・並 2500円

 炭火で香ばしく焼いたうなぎを、せいろで蒸し上げることでより柔らかくジューシーに。福岡柳川地区の老舗料亭の味と技術を引き継ぎ生かしている。ほかに、うな丼1800円~、うな重2200円~。珍しい有明海の魚介料理も味わえる。

 

柔らかく上品な味わい 有明海の美味もメニューに

 4月にオープン。店主の山本直哉さん(55)は、柳川地区にあった老舗料亭の技術を継承。関西では珍しい、うなぎのせいろ蒸しが楽しめる店として既に評判を呼んでいます。厳選された肉厚のうなぎを丁寧に炭火で焼き上げ、外はパリッと、中はフワフワに。それをせいろでじっくりと蒸し上げ、よりジューシーに仕上げています。蒲焼にしたうなぎと甘めのたれが絡まり旨味もアップ。ほかにうな重やうな丼などの定番メニューに加え、エツ子の唐揚げなど筑後地方の珍しい魚介料理もあり多彩な展開。うなぎが苦手な人のために用意した海鮮料理も自慢です。

 

広めのボックス席でゆったりと食事を楽しめる。

 

うな福

住所

上牧町服部台4-2-7

TEL

070・1812・0729

※予約がベター

WEBサイト

https://unafuku.jp/

SNS

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営業時間

11時~15時(L.O.14時30分)・17時~21時(L.O.20時)

※うなぎがなくなり次第終了

定休日

木曜日

駐車場

あり

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千里うなぎ 御所南店【御所市】

生産者直送の国産うなぎ手ごろな価格で味わう

上うな丼(1匹分) 2640円

 関西風の地焼きで、ガスと炭火を併用し、皮はパリッと身は香ばしく仕上げる。肝焼きと肝吸い、漬け物付き。生産者直送の国産うなぎを手ごろな価格で味わえるとあって、県外からも多くの人が訪れる。

 

香ばしい焼き上がり 県内外から訪れる

 京奈和自動車道御所南インターを降りてすぐにあり、駐車場も広くアクセスも良好。席予約は受け付けていないので、多いときには3時間待ちになるほどの人気ぶりです。
 肝焼きが好きな人にはうなぎの肝がたっぷりのった「うな肝丼(黄身のせ)2200円」がおすすめ。がっつりとうなぎを食べたい人には特上うな丼(1.5匹)、ひつまぶしもあります。
 夏季は特に混雑するので、オープンすぐの時間がおすすめとのこと。また昨年11月に奈良市内にオープンした「千里うなぎ 西の京店」は、席の予約を受け付けているそうです。

 

いずれのメニューも持ち帰りが可能。

 

千里うなぎ 御所南店

住所

御所市條85-1

TEL

0745・64・1539

WEBサイト

https://senriunagi.jp/

営業時間

10時30分~18時

定休日

無休(元日のみ休)

駐車場

あり

地図

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鰻の岩瀬【橿原市】

うなぎを蒸して焼くたれとご飯にもこだわり

ひつまぶし 2900円

 厳しい認証基準をクリアした安全なうなぎを蒸して焼く関東風。日本一のこだわり卵や薬味、漬物、汁物が付いて4膳目まで楽しめるひつまぶし(写真右下)ほか、コスパのいいうなぎ料理が楽しめる。

 

女性目線を大切にした心遣い コスパのよさでお腹いっぱいに

 4月6日にオープン。厳しい基準をクリアした安全なニホンウナギを蒸して焼く関東風で、たれは100年の歴史をもつ高知の蔵元の醸造醤油。コクがありながらさっぱりとした味わいに仕上げています。ご飯は京都八代目儀兵衛の米を使用し、こだわりの食材で満足感を高めます。運営会社の代表者の思いとして「、おいしいうなぎをお腹いっぱい食べてほしい」とできるだけリーズナブルな価格で提供(鰻重並1700円など)。女性用にはスプーンを一回り小さく先を薄くして食べやすくするなど随所に細やかな心遣いが感じられます。

 

店内の内装はもちろん、トイレまで配慮が行き届いている。
女性同士の来店歓迎とのこと。

 

鰻の岩瀬

住所

橿原市葛本町841-1

TEL

0744・47・3300

※平日のみ予約可能

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営業時間

10時30分~14時30分

※うなぎがなくなり次第終了

定休日

不定休

駐車場

あり

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活江戸焼うなぎ 旭亭【宇陀市】

店内すべてにこだわってトータルで喜んでもらえる店に

特上うな重 6300円

 今年の12月に60周年を迎える同店。愛知や静岡の厳選した国産うなぎを使った江戸焼きのうなぎを提供。うなぎに合う漬物や日本酒にもこだわり、トータルに店づくりを行っている。ミシュランガイドにも掲載されている。

 

居心地の良い店づくりを 地元産野菜で漬物も手作り

 「ほんまもんを味わってほしい」と話すのは同店2代目の森本秀記さん(59)。先代は東京で修業しており、蒸してからたれをつけて焼く関東風のうなぎ料理を提供。たれも60年間追い足ししながら使っています。関西の人にも食べやすいよう、甘すぎず、辛すぎずバランスを考えた味にしているとのこと。
 森本さんは2代目として、うなぎに合う漬物や日本酒にもこだわりを。漬物は地元野菜を使い、沖縄の塩や北海道の根昆布を使って手作りしています。お茶もうなぎに合う大和茶を、米も地元産を使用。「すべてにこだわり、完璧を目指したい」と話します。

 

テーブルには樹齢400年の一枚杉。
秋田の杉を使った網代天井が張られるなど店内は「木の博物館」のよう。

 

活江戸焼うなぎ 旭亭

住所

宇陀市榛原下井足29

TEL

0745・82・0564

WEBサイト

https://r.gnavi.co.jp/k188800/menu1/

営業時間

11時~13時30分(L.O.)、16時30分~19時(L.O.)

定休日

木・金曜日

駐車場

7台あり

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鰻福(まんぷく)【田原本町】

自家米の炊きたてご飯とうなぎの両方楽しんで

土鍋こはんとうなぎセット 5600円

 オーナー自ら作る自家米を土鍋で炊いたご飯と、長年の経験を生かして焼くうなぎの両方を楽しめる。まずはご飯をそのまま、その後たれを掛けうなぎを乗せて。最後に月見とろろをご飯に掛けて食べるのがおすすめ。

 

うなぎは顔を見てから焼く コミュニケーションも大事に

 うなぎの専門店で17年間調理を担当してきた西岡秀則さん(49)が、昨年オープン。宇陀の寒冷地で育てる自家米も味わってほしいと、うなぎとご飯両方を楽しめるメニューを提供しています。
 「お客さんの顔を見てから、そのお客さんのためだけに焼きます」と西岡さん。たれを掛けた後は目を離せません。うなぎには個体差もあり、絶妙な焼き方と焦げてしまう焼き方は紙一重とのこと。開く時にもできるだけうなぎに触らず、おいしさを保っています。多くの人に食べてもらいたいと、平日のランチタイムにはまんぷく丼2200円~も提供。

 

野球をしていたという西岡さん。
「ホームランを打ったら特上うな重プレゼント」とのこと。

 

鰻福(まんぷく)

住所

田原本町味間316-3

TEL

0744・33・8055

SNS

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営業時間

11時~15時(L.O.14時)、17時~20時(L.O.19時30分)

定休日

水曜日、第4火曜日

駐車場

あり

地図

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※このページの内容は2024年6月7日現在のものです。

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