/ 主婦川柳
主婦川柳 - vol.20
特選
新しき瞳賜り八十路往く
時岡 かよみ
白内障の手術をなさったのでしょうか。劇的に世の中の色、景色が見えてきて、改めて生きる力を頂かれたのだと思います。「賜り」に感謝の気持ちがよく表われています。
入選
あの人はもう居ないのだ喪の葉書
岩本 和子
もったいないきれいに見える粗大ゴミ
上田 絢子
わたしの子爺いじに似てる嬉しいね
伊東 まゆみ
窓あかり子どもの声もこぼれてる
牧野 登美子
祭り済み掃除も済んで日が暮れて
古賀 由美子
※このページの内容は2007年1月12日現在のものです。
ひとこと
川柳は何を書いても自由ですが、五七五の十七音字でリズム良くが基本です。そして言葉を大切に。
杉野 まつ子