/ 主婦川柳
主婦川柳 - vol.18
特選
孫帰る柱にひとつシールあり
荒川 節子
「孫は来てよし去んでよし」とか。静かになってさて片付けをと思ったら、柱にひとつシールが見つかった。貼った子の姿が浮かんできて、淋しいやら懐かしいやら。
入選
散歩道地図を片手に道きかれ
扇田 ますの
彼岸花きれいに咲いた花供養
安川 和子
秋の風吹けば吹いたで夏恋し
岩本 和子
子を抱いて修羅駆けぬけたやせた背よ
中原 和子
人のかご覗いて気づくお買い得
中尾 美奈子
※このページの内容は2006年11月3日現在のものです。
ひとこと
難しいことを考えずに、まずは五七五にしてみましょう。自分で「題」を出してそれをヒントに詠んでみるのも1つの方法ですよね。