お寺で文化芸術を楽しむ「光明寺子屋」

　2023年4月から大淀町の光明寺で、お寺で映画や音楽などの文化芸術に親しんでもらう「光明寺子屋」がスタートします。

この新たな取り組みについてご紹介します。

光明寺本堂（大淀町下渕）

ー三浦さんと河井さんの出会いがきっかけに
　大淀町の光明寺の住職でシンガーソングライターとしても活動している三浦明利さんと、奈良県出身の映画プロデューサー、河井真也さんが出会ったことで、この「光明寺子屋」は生まれました。
　昨秋、河井さんが奈良を舞台にした映画の構想を進める中で、僧侶でシンガーソングライターとして活動する三浦さんの存在を知り、シナリオハンティングのため、同寺を訪れました。
　三浦さんは、河井さんプロデュースの映画「スワロウテイル」を学生時代に観たことがきっかけで音楽の道に進んだこともあり、２人は出会って早々に話が盛り上がり「文化芸術振興のため一緒に何かを始めましょう」と、光明寺子屋の企画が立ち上がりました。
　

三浦明利住職

ーお寺で文化芸術振興を
　寺子屋は2年間の計画で、三浦さんと河井さんそれぞれが得意とする音楽と映画を中心に、今年4月8日から月1回開催します。参加は無料。
　河井さんが語る「映画塾」では、河井さんが携わった「南極物語」や「スワロウテイル」「リング」などの作品を上映し、制作の思いなどについて河井さんが講演。語り合いの場も設けられます。
　「体験塾」は三浦さんが担当。音楽コンサートや写経体験などのほか、春夏冬の長期休暇期間中に子どもたちがレクリエーションなどを楽しめる「子どもまつり」の開催も予定しています。

本堂内を使って、映画や講演、音楽などを楽しむ予定