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こちら編集部【2025年7月】
「こちら編集部」のWEB版です。編集部員が素顔を覗かせつつ、身近な出来事を記します。
個性もいろいろ…。編集部の日常をお楽しみください。
目次
EXPO’70 【7月29日】
観たいイベントがある時には1週間に3日も行くくらい関西万博を満喫しています。先日、NTTパビリオンで見たEXPO’70の映像。その『太陽の塔』の中に入れるとの事で万博記念公園に行ってきました。当時、ピカピカの1年生だった私には、両親と何回も行った記憶があるものの、パビリオンなどの記憶は全くありません。でも、『太陽の塔』に入るなり、エスカレーターでこの『生命の樹』を見たときの記憶がよみがえり、あの時、怖くて、母の手を握った事を思い出しました。私が今、万博に魅了されているのは、亡き両親との思い出の場所だからもしれませんね。
『太陽の塔』は外観だけでなく、胎内までもが、今見ても、かなり衝撃的なオブジェ。55年の歳月が嘘のよう。岡本太郎さんと言えば、大仏様の手のような椅子と太陽の塔しか知りませんでしたが、タローマン映画とか東急田園都市線にタローマン電車がお目見えとか、今でも健在かのような人気。万博で再熱?グッズ売り場も大盛況。ユーモラスな表情に惹かれて、「坐ることを拒否する椅子」のバンダナとエコバッグを買ってしまいました。
余談…関西万博のそんなぶっ飛びパビリオンは、ブラジル館。忘れられないぐらいインパクト大なのは、石黒さんの最後にみたアンドロイドじゃないかしら?まだ半分と少ししか行けていませんが…。(美)
恒例キャンプ【7月28日】
連休にキャンプへ行ってきました。場所は三重県明和町。松阪市の南側に位置し、あまり耳にしない場所かもしれませんが、伊勢神宮と関わりの深い場所でもあります。
キャンプ場は、海が目の前にあり、海水浴も可能で、堤防釣りもできます。昔、夏にテント泊にチャレンジして、暑さに大敗したことがあるので、それ以来夏はテントを封印しています。子どもたちが小さかった時は、海水浴でしたが、近年は釣りがメインに。ちょい投げ釣りで、キスなどを釣ることができました。
ちなみに私の役目は「エサ付け」。ゴカイという生餌を使うのですが、ミミズのような生き物です。子どもたちには「釣りたかったら自分でつけること」と伝えていたのですが、本物を目の前にすると、「やっぱりムリ…つけて」。イライラしながらも、”これも大切な時間だ”と思い、しみじみ…とはならず、やっぱり腹が立つので「自分でやれ(怒)」と、毎回怒りをぶつけていましたwww
夏休みは始まったばかり。猛暑に気を付けながら楽しみたいですね。(千)
猛暑でついに観音寺でも…【7月25日】
「10年で1度の猛暑」という言葉も毎年聞くような気がしますが、本当に暑い日が続いています。
取材で月に1回、音羽山観音寺に登っていますが、標高600mの場所にある観音寺では、これまでエアコンはありませんでした。去年の夏も上りましたが、急な坂道を上るときは汗が噴き出るものの、無常橋というお寺に近い場所まで来ると、一気に気温が下がる気がし、登ってしまうと扇風機があれば自然の風でも過ごすことができました。
ただ、夜は去年も寝苦しい日があった様子。「保冷剤を首に当てて寝たわ」とも聞きました。そこで、今年はついにエアコンを取り付けたとのこと。ほかの工事のついでもあったようです。それだけ気候が変わってきているんですね。植物や虫たちの話を聞いていても、季節感が変わってきているような話を聞きます。
一方のわが家。エアコンは以前から大活躍ですが、この猛暑のせいか、どうも効きが悪いような……。15年間酷使しているのでもしや寿命??と思いながら、この時期には辛い!!いろいろな意味で何とか踏ん張ってほしいものです。(久)
「にぬき」 【7月23日】
編集部で「にぬき」が話題に。「えっ、にむき?」、「いぬき?」、「いむき?」。
「いえいえ、に・ぬ・き」。漢字にするともう少しわかりやすいのですが、私は生まれて初めて聞く言葉。てっきり奈良の方言かと思いましたが、帰って、大阪出身の夫に聞くと「それって、ゆで卵のことやろ」。そこで調べてみると、「にぬき(煮抜き)」は方言というより料理用語とのこと。関西では日常語として定着していますが、関東地方では耳慣れず、ゆで卵と呼ぶのが一般的とか。
静岡から関西に越してきたばかりのときは、「なおす」「ほかす」「はみご」「めばちこ」など「それってどういうこと?」みたいな、まさに耳慣れない言葉=方言がいっぱいあって新鮮でした。まだまだ未知の言葉があると思うと、いつ出合うのかワクワクします。
ただ普段、仕事では標準語対応が多く、「これぞ奈良弁!」に出合ってないのが残念。誰か教えて! (奈)
三輪そうめん【7月22日】
毎年お中元で届いた木箱に入った大量のそうめん。七夕にはそうめん、お盆の集まりにも、そうめん。暑い日はそうめんにでもしとく?って感じで、私には、全く特別感のない『そうめん』。でも、数年前からの高級そうめんブームで夏のお使いものは、地元名産、三輪そうめんです。いつもは、ネット購入するのですが、欲しい品が完売していたので、ランチも兼ねて、初めて三輪の本店に足を運びました。そうめん渋滞があると聞いていたので、10時開店、レストランは11時オープンということで、10時15分ごろに到着。既に15組目でした。呼び出しベルをカゴから取り、名前とベルの番号を書いたら、どこで待つのもOK。ホテルのロビーのような待合スペース。広い駐車場はお手洗まで完備。今まで行った行列店の中で、いちばん快適に順番待ちできるお店でした。なんと11時オープン時には、レストランの待ち時間は2時間。100組近い人がおられ、びっくり。木々が避暑地みたいで店内も美術館のよう。買い物をしていたらすぐにベルが鳴りました。あか抜けた空間に似合う木製家具と白磁。おしゃれに『そうめん』を食べてきました。駐車場に戻ると車の長蛇の列。道路まで続き渋滞に。でもほぼ県外ナンバー。遠くまで来てくれてありがとうって感じでした。(美)
2回目の大阪・関西万博へ【7月18日】
編集部でも何かと話題の「大阪・関西万博」。先週末に、家族で2回目の万博に行ってきました。夫と休みを合わせた日程なので、たまたまだったのですがブルーインパルスも飛ぶ日。灼熱の暑さの中、来場者も過去上位に入る多さでした。
今回はパーク&ライドを利用。堺Bという駐車場に停め、シャトルバスで会場まで。少し待ちましたが、3回目ぐらいのバスに乗れました。全国から集まっている観光バスで快適。西ゲートに到着すると、優先レーンのようなところから入れ、ほとんどゲートでは待つことなく入ることができました。これはおすすめです。
今回は何の予約も取れていなかったので、当日受付可能なパビリオンに。9時30分ぐらいには入場していたので、シンガポール館には待たずに入れました。ここでは「あなたの夢をかきましょう」というコーナーがあります。子ども二人はそれぞれ、いつも好きなことを書いていましたが、ふと「私の夢ってなんだろう」…と考えてしまいました。次のエリアで、子どもの書いた「夢」が空の映像に映るのは、ちょっと感動しました。
今回は、前回食べられなかった海外グルメに挑戦。ドイツ館でついセットメニューを4人分頼んでしまい、子どもたちは食べられず…。「メニューをよく見ようね」と子どもに言われました。良い勉強になりました。(久)
祇園祭 夏祭り 【7月16日】
気が付けば、京都・祇園祭・前祭の宵山。京都住まいでも出身でもありませんが、50年近くほぼ毎年見に行っていると、コンコンチキチンのお囃子がなぜか心に響き、懐かしい風景がページをめくるように思い出されます。昨夕は昼間の猛暑の名残が夜まで。万博もあり人出も例年より少ないのでは?と思いきや、宵山の賑わいはいつもと変わらず…。祇園祭らしい風情が感じられました。
奈良県内のニュータウンに引っ越してきて、残念だなと思ったのが、当たり前かもしれませんが地域に山車が繰り出すような祭りがなかったこと。もちろん、県内各所にはさまざままな伝統行事や祭りがありますが、新しい町はちょっと取り残されたような…。とはいえ、あればあったで大変なことは百も承知。少子高齢化で継承者がいないことに加え、気候変動もあり、祭りの在り方自体に悩む地域も増えてきているようです。
わが町では、山車こそ出ませんが、自治会主催の夏祭りを8月初旬に開催予定。役員に当たった今年は忙しくなりそうです。(奈)
早くもカウントダウン…【7月15日】
関西万博も、閉幕までのカウントダウンが始まりました。今が折り返し地点。楽しんでますか?EXPOホールで聴いたHAVASI(ハヴァシ)のピアノの音が耳から離れません。クラッシックにロックに映像や光の演出が重なり合った芸術的なミュージックパフォーマンスショーでした。あんなの見たことなかった。
父がよく、EXPO'70で初めて口にしたケンタッキーの話をしていたけど、まさにそう、いつの時代も万博には未知との出会いがあり、人をインスパイアするのかも?
嬉しい事に、ハンガリーのHAVASIのライブをYoutubeで止めどなく見ることができます。大画面で、BOSEをオンにして、爆音で聴くひとり時間は幸せの極み(笑)暫くは、韓ドラはお預け。HAVASI Symphony浸りの日々が続きそうです。時間のある方はぜひ一度ご覧ください。♬イタリア彫刻のような肉体美のロベルト・ボッレのボレロもおすすめですよ。こちらは美しい💛(美)
にぎやかな1週間の始まり【7月14日】
参議院選挙が、7月3日に告示されました。国政選挙は、それほどのにぎやかさは感じません。
ですが、私は奈良市在住。週末の7月13日に、奈良市長選、奈良市議会議員選が告示されました。奈良市長選には5人、奈良市議選には55人が立候補。すでに、日曜日から多くの候補者が各地を回っていました。外出中には、選挙カーで投票を呼びかける候補者にも、何人か会いました。今日も、奈良市内にある奈良新聞社屋でも、マイクで呼びかける声がよく聞こえてきました。
奈良市民は、トリプル選。今週はにぎやかな1週間になりそうです。ちなみに、20日はキャンプに行くので、期日前投票に行ってきます。(千)
謎熱?【7月11日】
先週末の夜、小学4年生の息子が突然発熱しました。その日の午後、暑い場所にいたこともあり「軽い熱中症か?」と、とにかく涼しくさせて、飲み物を与えて様子を見ました。体が熱い以外症状はありません。食欲もなく、そのままその日は就寝。朝には熱は下がっていましたが、大事をとって月曜日の学校は欠席。昼間、37℃台までは熱が上がった時もありましたが、比較的元気になったので火曜日は普通に登校。すると、火曜日の夜、お風呂を上がってきたら「寒い寒い」…。冷房を入れていたせいかと思いましたが、そうではなかったようで、夜中に今度は「熱い熱い」。また熱が上がりました。
思えば、先週末の「7月5日」。例の災害がある日という「予言」が小学生の間でも広がっていたようです。息子も怖がって、その日の夜は寝にくいようでした。ただでさえ、この暑さで疲労も溜まっている所、睡眠不足も重なったでしょう。再び学校を休んだ水曜日にはしっかり半日寝ていました。
どうやらほかの地域でも小学生の「謎熱」が流行っているもよう。大人も辛い時期ですが、子どもはより影響を受けているんでしょうね。まだまだ続く今年の夏、何とか乗り切りたいものです。(久)
気を抜いたらアカンよ 【7月9日】
長年、橿原神宮前からから新大宮にある本社まで電車通勤をしています。大和西大寺駅で電車を降り、3・4番線から1・2番線のホームに下りて奈良線に乗り換えるのが通常行動です。
その日は朝からギラギラと太陽が照り付けていました。スマホに気を取られていたこともあり、掲示板も見ず、発車アナウンスも耳に入らないまま1番線に入ってきた電車に無意識の乗車。すぐにドアが閉まると、急行はそのまま静かに動き出しました。
「今日は外国人旅行者が一人も乗ってないなあ」とちょっと気になったのですが「まあ、季節的にそれもありか…?」。しかし、しばらく走ると「んっ?!!」。明らかに、来た時と景色が全く同じです。そのうち「次は郡山~」の車内アナウンスが…。久しぶりに「やってしまいました!!」(汗、、)。
同じ路線を使っている方なら「あるある」とわかっていただけそうですが、大和西大寺駅は常に気の抜けない駅なんです。 (奈)
万博はパビリオンだけじゃない【7月8日】
七夕の日、万博で最高の時を過ごしました。EXPOホールで19時からロベルト・ボッレのバレエ公演があったのです。イタリアアプリから予約が取れると知ったときには、既にsold out。当日16時ぐらいに行って並ぼうと思って、電車に乗ったのが13時。確認で公式アプリを見たら、信じられないお知らせが・・・。『当日予約なしで楽しめると記載されていますが、現在予約で全席埋まっております。当日お申込みはできません。ご了承ください。只今より空席が出た場合にのみ案内できるキャンセル待ち券をEXPOホール前で配布いたします』と。ダメ元で行ったら、14時着でなんとキャンセル待ち312番。しかも必ず入れるとは限りません。18時に集合してください。とのことでした。それから4時間、ひとり万博を楽しみ、18時に行くと、キャンセル待ち券は500枚発券されていたことが判明。でもまだ、入れないこともあるとの説明で、不安な時間を、いろんな人と話ながら過ごすことに。やっと30分後に、順番に、ご入場いただけます。とのアナウンスが入りました。熱い中を並ばせたくなかったからの苦肉の策だったかはわかりませんが、精神的には良くなかったです(笑)ボッレ様、最高に美しかったです。最後はみんな一斉にスタンディングオベーション!拍手が鳴り止まないぐらい、感動的な舞台でした。毎日万博に通っているという方に、すべてのイベントがこんなに素晴らしいんですか?と聞いたら、これは特別でしたね。って。ボッレ様、Youtubeでもみれますが、生舞台とは雲泥の差。『芸術は生命を再生する…』がイタリアの万博テーマだとか。本当に芸術って素晴らしい!このような機会があったこと、ボッレ様に会えたことは、一生の思い出になりそう。幸せをもらいました。(美)
クマ鈴【7月7日】
5月下旬から、奈良市東部山間地域で熊の目撃情報が相次いでいます。目撃情報があった地域の小中学校には、クマ鈴が配布されたと奈良新聞でも報道しました(6月25日掲載)。
昨年は、近隣でサルの目撃情報および注意喚起はありましたが、奈良市でクマ情報は初めてです。とはいえ、私が住んでいるところは市街地です。「さすがにここまではこないだろう」と思っていましたが、次男が通う公立施設でクマ鈴が配布されました。
早々に対応いただいたのことはありがたい話ですが、「鈴付けててもなぁ…」と思うところも。
目撃情報のあった山間地域から市街地まで、10㎞ほど。クマでも移動が可能な距離なので、油断はできないなと思います。(千)
テレビが壊れた!そして乗らない【7月4日】
先日、急にわが家のテレビが映らなくなりました。
まだまだテレビが必要なわが家。別の部屋に置いていた小さいテレビを移動して見ていましたが、慣れとは恐ろしいもので、やはり物足りなく感じます。そこで、折込チラシもチェックして、近くの家電量販店に買いに行くことにしました。チラシで見ていた、「展示品・現品限り」でお得になっている商品を狙っていましたが、その商品はすでに売り切れ。ところが、店員さんに聞くと、違うメーカーで、同じように展示品で同じような価格のテレビがあるとのこと。特にメーカーにもこだわりがなかったため、その商品を即決。持ち帰る手配もして、順調に買い替えができました。
ところが。持ち帰って、元々置いていた台に置こうとし、「まさか置けないなんてこと、ないよね」と冗談で話していたら、本当にその通り。「まさか」が本当になりました。すぐに今度は近所のホームセンターに行って、テレビ台を新調。元々置いていた台をどかし、思わぬ大掃除になりました。
何だかすっきりしたリビング。「慣れないね」とは子どもたちの意見です。(久)
日本の夏のしつらい【7月2日】
6月末に開催したクリスタルボウルの演奏会でお世話になった當麻寺門前のさくら坂さん。趣のある庭園を囲むように建てられた純日本家屋です。今では少なくなった昔ながらの土壁と欄間、縁側の大きな掃き出し窓には大正硝子がはめ込まれています。大正硝子は一つ一つ手作りされたもので、ゆらゆらと微かに波打つ表情が味わいを生んでいます。お蔭でクリスタルボウルの響きもより深く芯部に届き、まさに音浴には絶好の環境でした。
感心したのは、オーナーご夫妻が建物を守っていくため、細やかな心遣いと愛情をもって手入れをされていること。春のころは絵柄も引手も美しい襖をはめていましたが、今は涼しげな簾戸に替え、水を張ったガラスの器に笹を浮かべるなど、まさに夏のしつらいに。すっかり忘れていましたが、日本には季節を五感で楽しみそれに向き合う「しつらい」があるのだと改めて認識させてくれました。
ただ「昔はエアコン無しで過ごせた部屋ですが、最近は厳しいですね」と嘆くお二人。今週も8月のような猛暑が続く様子。日本も四季の風情を一気に失っていくのでは…?と寂しい気持ちです。(奈)
九州は魅力的【7月1日】
お休みをもらって二泊三日で出かけた九州。初めてのサンフラワーは、ちょっとリッチにプレミアムラウンジが使える部屋を予約。デッキがあり、夜空の星を眺めたり、朝が明けてくるのを見れたのが最高の思い出。ずっと行きたかった絵画のような高千穂峡。九州に上陸するなり、梅雨明け宣言があり、増水もなく、運よくボートに乗れました。夜にはホテルで座布団を借りて高千穂神社の夜神楽に。神々が宿る高千穂の話も興味深く、その時紹介してくださった『八大龍王水神』にも行きました。言葉では表現できない気を感じる神社でした。私は辰年(笑)帰りのルートもAIに相談。国道九四フェリーを使い四国経由にするのも楽で、道後温泉などに立ち寄れますよ。というので、新しくなった道後温泉本館に。そこからも橋が3つあるので、AIに聞いたら、瀬戸大橋経由がコスパが良いけれど、しまなみ街道が一番近くてきれいだという回答。夕暮れ時の来島海峡大橋からの島々は本当に美しかったです。今回は、AIにお世話になった旅でした。(美)
※このページの内容は2025年7月2日現在のものです。