1. マガジン
  2. こちら編集部
  3. こちら編集部【2025年7月】

MAGAZINE

 / こちら編集部

こちら編集部【2025年7月】

 「こちら編集部」のWEB版です。編集部員が素顔を覗かせつつ、身近な出来事を記します。

 個性もいろいろ…。編集部の日常をお楽しみください。

目次

日本の夏のしつらい【7月2日】

 6月末に開催したクリスタルボウルの演奏会でお世話になった當麻寺門前のさくら坂さん。趣のある庭園を囲むように建てられた純日本家屋です。今では少なくなった昔ながらの土壁と欄間、縁側の大きな掃き出し窓には大正硝子がはめ込まれています。大正硝子は一つ一つ手作りされたもので、ゆらゆらと微かに波打つ表情が味わいを生んでいます。お蔭でクリスタルボウルの響きもより深く芯部に届き、まさに音浴には絶好の環境でした。
 感心したのは、オーナーご夫妻が建物を守っていくため、細やかな心遣いと愛情をもって手入れをされていること。打ち合わせのころの建具は絵柄も引手も美しい襖でしたが、今は涼しげな簾戸に替え、水を張ったガラスの器に笹を浮かべるなど、まさに夏のしつらいに。すっかり忘れていましたが、日本には季節を五感で楽しみそれに向き合う「しつらい」があるのだと改めて認識させてくれました。
 ただ「昔はエアコン無しで過ごせた部屋ですが、最近は厳しいですね」と嘆くお二人。今週も8月の間違いではないかと思えるほど猛暑が続く様子。日本も四季の風情を一気に失っていくのでは…?と寂しい気持ちです。(奈)

九州は魅力的【7月1日】

お休みをもらって二泊三日で出かけた九州。初めてのサンフラワーは、ちょっとリッチにプレミアムラウンジが使える部屋を予約。デッキがあり、夜空の星を眺めたり、朝が明けてくるのを見れたのが最高の思い出。ずっと行きたかった絵画のような高千穂峡。九州に上陸するなり、梅雨明け宣言があり、増水もなく、運よくボートに乗れました。夜にはホテルで座布団を借りて高千穂神社の夜神楽に。神々が宿る高千穂の話も興味深く、その時紹介してくださった『八大龍王水神』にも行きました。言葉では表現できない気を感じる神社でした。私は辰年(笑)帰りのルートもAIに相談。国道九四フェリーを使い四国経由にするのも楽で、道後温泉などに立ち寄れますよ。というので、新しくなった道後温泉本館に。そこからも橋が3つあるので、AIに聞いたら、瀬戸大橋経由がコスパが良いけれど、しまなみ街道が一番近くてきれいだという回答。夕暮れ時の来島海峡大橋からの島々は本当に美しかったです。今回は、AIにお世話になった旅でした。(美)

※このページの内容は2025年7月2日現在のものです。

関連記事


PR参加イベント:申込受付中


PRリビング通販:人気商品