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ファイナンシャル・プランナーに聞くお金の話【3】有事の金!「金」投資の基礎

 誰もが気になる「お金」に関する耳寄りな情報を、お金のプロであるファイナンシャル・プランナーに聞く連載。今回は「金」投資についてのお話です。

 

有事の金!「金」投資の基礎

 

 金相場は、経済や社会情勢に影響され、日々変動します。

 うまく金の資産を運用するには、相場が上下するタイミングを知ることが大切です。

 2021年は、パンデミックにより引き続き金相場の高騰が見られました。

 特に有事などの際は、通貨や株などのリスクの高いものより、安全な実物資産が多く買われる傾向にあります。

 

1.金相場の変動

 

 2000年代半ばから金相場は上がり調子でした。

 そんな中、金価格が大きく変動したのは2008年。「リーマンショック」による世界同時株安という経済危機に見舞われました。

 米ドルの下落と同時に価格は一時的に下落しましたが、その後、金価格は高騰しました。

 ここ最近では、2020年・2021年でしょう。

 金は「安全資産」とされ、世界情勢が不安定になった時、あるいは、不況で株価が下落した局面で買われるのが一般的です。

 新型コロナウイルスという未曾有の事態の影響で、資産としての安全性が評価されていると考えられます。

 さまざまな先行きに対する不安な心理を受けて、「有事の金」が評価されているのです。

 

2.金価格の変動理由

 

①金価格が上昇する理由

 

・米ドル価格が下がる  

  米ドル価格と金価格は逆相関の関係だと言われています。

  ただし、同じ動きをする可能性はゼロではありません。

 

・経済の不安  

  経済的に不安定なタイミングには、金に投資する人が増えて価格上昇します。

 

・金の需要が高まる  

  需要と供給のバランスに影響されます。

 

・社会情勢  

  戦争やテロ、そしてパンデミックなどの危険性が高まると、価格上昇します。

 

・低金利  

  高金利になると預貯金などの投資先を選ぶことになるからです。

 

②金価格が下落する理由

 

・経済が安定している  

  経済が安定している時期には相場が下がると言われています。

 

・世界情勢が安定している

  「有事の金」としての需要が下がり、金価格も落ちると考えられています。

 

・原油価格の低落  

  原油価格と金価格が連動する理由は、原油価格が上がるとインフレ(物価上昇)になる可能性があるからです。

  近年は必ずしもこの原則が当てはまるわけではないので、要注意です。

 

 

3.金投資とは!

 

 金投資には、金地金、純金積立、金先物取引、金投資信託、金ETFなど、いくつもの商品があります。  

 初心者であれば、手軽に購入できる「金貨」、あるいは毎月一定金額を積み立てて少しずつ金を購入する「純金積立」をお勧めします。

                

 

 最後に、「有事の金」「安全資産の金」とはいえ、ゼロ・リスクというわけではないので、金投資の際は十分に商品内容を吟味してください。

【情報提供】

独立系FP事務所 セントラルパートナーズ

 代表 筒井博之さん

 

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※このページの内容は2022年3月18日現在のものです。

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