/ 特集
おいしい香りに誘われて We Love パン&お菓子 in奈良
「明日のパン買っとこか」「今日のおやつは何にしよっ」とつい口に出してしまうほど、私たちの日常に欠かせないパンとお菓子。店によって個性があり、同じものがないのも魅力です。さて、今日はどこの店に行きましょうか。
目次
ぱん屋eel(いーる)【奈良市】
麹由来の天然酵母使用 特徴ある香りを楽しむ
「パンと共におうち時間を楽しんでほしい」と、製造にも原材料にもこだわる。もちっとした生地と麹由来の天然酵母の香りが楽しめる。自家製栗あんを使ったくりしおバターパン320円やリッチ食パンが人気。
豊富な品揃え おうち時間を楽しむ
昨年9月、佐保山テニスクラブのクラブハウス内に移転オープンしました。
麹由来の“あこ天然酵母”と国産小麦“春よ恋“をメインにしたパンは、麹が持つ独特の香りが特徴で、もちっとした食感を楽しめます。シンプルな角食パンや丸型のおしりぱん、丸ぱんはシンプルで食事にもよく合います。そのほか総菜パンやおやつ系パンなども豊富で、オープン日には1日で30種類ほどを用意しています。
また、薬膳弁当などを提供するカフェオーチョとの併設で、週替わりのコラボサンドも人気です。
ぱん屋eel(いーる)
住所
奈良市奈良坂町2650 佐保山テニスクラブハウス内
問い合わせ
Instagramダイレクトメッセージにて対応
SNS
営業日
SNSで配信
営業時間
11時~16時(売り切れ次第終了)
駐車場
あり
地図
cojikanopanya(コジカノパンヤ)【奈良市】
学生も買いやすい価格 地域の愛されパン屋に
学生や地域の人たちから喜んでもらいたくて、近鉄新大宮駅近くに昨年4月にパン屋をオープン。中央のテーブルの菓子パンは130円~220円と、お財布にやさしいパンが並ぶ。約50種類のパンを毎日焼いている。
フランスのイメージで他にはないパンを作る
フランス風なおしゃれな店内。ドリンクはサービス価格で提供し、パンと一緒に購入することでイートインが可能です。また無料Wi-Fiもあるので、ゆっくりと滞在できます。
できるだけほかに見当たらないパンを職人が製造。バゲットは全粒粉、プレーン、竹炭の3種あります。植村牧場のミルクを使ったパンも充実。食パンはレジの後ろに並びます。学生に人気なのはクリームが入ったパン。学校帰りに購入する人が多いとか。さらに朝10時~11時くらいにすべてのパンがそろうので、よく知っている常連は午前中に来店するそうです。
cojikanopanya(コジカノパンヤ)
住所
奈良市芝辻町4丁目2-4 田村ビル105
TEL
SNS
営業時間
8時~17時 ※売り切れ次第終了
定休日
土曜日、日曜日、祝日
駐車場
なし
地図
菓子工房chi-chan【大和郡山市】
手ごろな価格でおやつタイムを楽しむ
この時期は佃農園とコラボしたイチゴを使ったケーキが各種登場。ビッグサイズのイチゴを丸ごと閉じ込めた「生いちご大福」が一番人気(5月まで)。パウンドケーキやクッキー、焼きドーナツなどの焼き菓子もすべてお手頃価格で提供。
※2023年3月8日・9 日に開催のならリビング「パンとお菓子のフェスタ2023」に出店。
体に優しいお菓子 地域に愛される店
商店が少ない地域を少しでも盛り上げたいと、自宅の一部を改装してオープンした小さな菓子工房です。大人から子どもまで、安心して食べられる体に優しいお菓子を提供。「気軽に足を運んでほしい」と手ごろな価格にしています。
地域住民はもちろんですが、店周辺には史跡が点在しているので、散策途中の歴史ファンが立ち寄ってくれるそうです。
木曜日と金曜日の営業日にはフレッシュケーキも用意。そのほかの日も、予約ケーキは対応、シャッターが開いていれば焼き菓子は販売しています。
菓子工房chi-chan
住所
大和郡山市額田部北町718-3
TEL
SNS
営業時間
10時~17時(無くなり次第終了)
営業日
概ね毎週木曜・金曜日
※営業日はSNSで配信
駐車場
あり
地図
OYATSUYA323(おやつやみつみ)【奈良市】
西日本コンテスト1位 路地にある隠れた名店
西日本洋菓子コンテストチョコレート工芸菓子部門で優勝、数々のコンテストで1位から入賞しているパティシェの店。フィナンシェ250円、スコーン280円と低価格。2月はバレンタイン用のお菓子も並ぶ。
開店前から客が並ぶ 焼き菓子がメイン
オーナーは有名ホテルのパティシェ出身。独立して念願だった気軽に立ち寄れる大人の駄菓子屋を昨年オープンさせました。路地裏にある隠れた店にも関わらず、開店前から客が並んでいます。
マドレーヌとフィナンシェの良いとこ取りした侮れないという意味のアナドレーヌ250円、たい焼きなあんバターサンドクッキー280円は看板商品。ただし仕込み具合で欠品になる場合もあります。甘さ控えめ、いくつでも食べられるやさしい味わい。リピーターも増えてきました。見た目も味も自信作。贈り物にしても喜ばれそうな商品です。
OYATSUYA323(おやつやみつみ)
住所
奈良市餅飯殿町27‐1
TEL
SNS
営業時間
11時~18時
定休日
不定休。インスタでお知らせ。
駐車場
なし
地図
BAKERY西村工房【天理市】
職人のこだわりパン 順番に焼き上がる
職人が生地を見極めて最高の状態で焼き上げるパンは、全体的にリーズナブル。そのまま食べるのがおすすめの生食パン「花」は1斤330円、ジャムやバターを付けて食べるのがおすすめの食パン「大地」は280円。
パリッサクッフワッ 香りと食感を楽しむ
小さな店内にたくさんの種類のパンが並びます。時間差で焼きあがるパンを含めると40~50種と種類も豊富です。昨年9月にオープンしたばかりなのに、もうたくさんの顧客がいます。午後に焼きあがるパンもありますが、欲しいパンを確実に手に入れるには予約がおすすめです。
デニッシュ系や全粒粉のバケットなどのハード系、水分量が多くて形成が難しいロデヴや菓子パン類。それぞれの小麦の香り、見た目、食感、味、五感で楽しめるパン作りをしています。
またパンに関わる生活雑貨、オーガニックコーヒー豆100%のホットとアイスコーヒー、カフェインレスのアイスカフェオレも置いてます。
BAKERY西村工房
住所
天理市川原城町374-9
TEL
0743・20・8449
※予約可能。ホームページからの予約注文がおすすめ。
WEBサイト
SNS
営業時間
8時~18時
※売り切れ次第終了
定休日
日曜日、祝日、第1・3土曜日、17日。
その他不定休あり。
駐車場
2台
地図
a bread of fresh air(ア ブレッド オブ フレッシュ エア)【三郷町】
新しい風を起こしたい 来て良かったと思える空間に
古都華のカスタードデニッシュ626円(テイクアウト)。生地はパン職人、カスタードはパティシエが作るスイーツに近いデニッシュを季節に合わせて提供。人気のクロワッサンは重ねる層を変えた2種類を販売。
三郷で人気のカフェが移転してベーカリーも
三郷町で人気のカフェファンチャーナが昨年春、以前の店の近くに移転。1 階はハード系からデニッシュ、最新のボンボローニまでそろうベーカリーと雪駄ブランドのデザインセッタサンゴウを。2 階はカフェとして営業しています。
クロワッサンは折り込む回数を変えて、フワッバリッとした「16」とサクッバリッという「27」の2種類を販売。「27」は成型もアレンジして両端までサクサク感を楽しめるようエアー感を出しています。オーナーの星田和彦さん(46)は「来て良かったと思ってもらえる店にしたい」と、ここでしか味わえない味や空間を提供しています。
a bread of fresh air(ア ブレッド オブ フレッシュ エア)
住所
三郷町立野南3-1-18 JAMビル
TEL
SNS
営業時間
平日10時~18時30分、土祝日9時~17時
※2階のカフェは17時まで。売り切れ次第閉店
定休日
日・月曜日
駐車場
あり
地図
タウザント【桜井市】
大神神社の参道で米粉ドーナツとユニークパフェ
JR三輪駅近くに昨春オープン。小麦粉を一切使わないヘルシーな米粉ドーナツとヘビパフェが人気。テイクアウトで楽しむこともできるがカフェや店前の椅子で味わうこともできる。手作り雑貨と絵画のギャラリーも併設。
元気がもらえる七福神がテーマの絵画
大神神社の参拝者で賑わう参道沿いに一昨年春に開店。食べ歩きできるテイクアウトスイーツがメインのカフェで中でも小麦粉を一切使わない米粉ドーナツは人気の看板メニュー。注文を受けてから米油で揚げるため、表面はカリッと香ばしく、中はモチモチ。きなこ、抹茶など全部で5種あり、揚げたてのおいしさを味わえます。また、神社に伝わる白ヘビからインスピレーションを得たヘビパフェも好評で、ソースもイチゴやチョコなどから選ぶことが可能。特に、健康を意識した手作りの甘酒ソースは他にはない味わいです。イートインできるカフェ空間もあり。
タウザント
住所
桜井市三輪1213-2
TEL
SNS
営業時間
11時~16時
定休日
水曜日
駐車場
無し(近くに参拝者用の無料駐車場あり)
地図
グラン・パネトリー広陵店【広陵町】
家族で遊べるパン屋さん パンで子どもに笑顔を
よつ葉バターを使い、丁寧に折り込むことでパリッとした食感を出したクロワッサン230円や、低温長時間発酵したバタール300円、ポルチーニの塩パン210円などがおすすめ。食パンも含め常時60点以上のパンがそろう。
カフェメニューも充実 バーガーや窯焼きピザも
橿原市に本店を持つメゾン・ド・パネトリーの4番目の店舗として昨年秋にオープン。馬見丘陵公園も近く公園の行き帰りに寄る人も多いそうです。「ファミリーで遊べるパン屋さん」をコンセプトに、店内には滑り台やボルダリングウォールなどがあるKIDSスペースを設置。子どもを見守りながら、カフェタイムを楽しめる席も用意されています。ほかの店舗で人気の食パンなどは残しながらもメニューは刷新し、オリジナルメニューも多数。窯焼きのピザやバーガーなどほかの店舗にはないメニューもそろいます。モーニングからランチ、カフェタイムまで楽しめます。
グラン・パネトリー広陵店
住所
広陵町寺戸279-1
TEL
SNS
営業時間
8時~18時 ※売り切れ次第終了
定休日
なし(年末年始のみ)
駐車場
あり
地図
バターサンド 小町【橿原市】
吉野本葛でくちどけ滑らか 彩りも美しく手土産にも
奈良県唯一の専門店。添加物を一切使用せず丁寧に手作り。吉野本葛を使ったクリームは滑らかなくちどけで上品な甘さ。フレーバーは季節限定の味を含め全12種(1個270円~310円)。ギフトにも喜ばれている。
※2023年3月8日・9 日に開催のならリビング「パンとお菓子のフェスタ2023」に9日(木)のみ出店。
地元産の食材も生かして 幅広い年代層が来店
昨春オープンした奈良県初のバターサンド専門店。吉野本葛を使ったバタークリームが特徴で後口がよく、上品な甘さ。パティシエの瀧尾千博さん(40)は、「フレーバーの味を引き立たせるようにしている」と言います。フレーバーは12種で、定番の11種に季節の味が加わります。食べやすいサイズにもこだわり、彩りも美しいため、手土産用に買い求める人も多いとか。3種のクッキー地とバタークリームの組み合わせも絶妙です。橿原ブランドにも認定されたあすかいちごや大和茶など奈良や地元の特産品も積極的に取り入れています。
バターサンド 小町
住所
橿原市新口町146-4-101
TEL
SNS
営業時間
11時~14時30分(売り切れ次第終了)
定休日
日曜、月曜、火曜、水曜日
駐車場
あり(3台)
地図
シフォンケーキとおやつ8000【大和高田市】
5種類のレギュラーに 季節のシフォンケーキも
レギュラーのシフォンケーキはプレーン、バナナ、抹茶、紅茶、チョコレート。ほかに季節の食材を使ったメニューが加わる。1個300円~450円。ほかにも日替わりの本日のおやつを2品程度販売。テイクアウトのみ。
繊維業の工場跡を改装 添加物控えたお菓子を
昨年秋、テイクアウト専門のシフォンケーキとおやつの店がオープン。オーナーの荻原八千代さん(53)は元々お菓子作りが好きで、作ってよく人にあげていたそうです。実家である繊維業の工場がコロナ禍もあって難しくなり、お菓子の店をオープンすることに。周りの人から特に好評なシフォンケーキをメインに販売しています。工場の作業場を改装し、自分たちが行きたいと思える店舗を作りました。地元の繋がりも生かして無農薬の野菜を仕入れるなど、体にいい食材を使用。保存料など添加物も極力使わないため賞味期限は2~3日程度です。
シフォンケーキとおやつ8000
住所
大和高田市藤森372-1
TEL
SNS
営業時間
11時~17時
定休日
不定休
駐車場
5台
地図
※このページの内容は2023年2月3日現在のものです。