女子も大好き！夏に食べたい麺料理～こだわりのだしと麺のコラボレーション～

無化学調味料スープ あっさりのラーメン

●特製塩そば　1000円

　写真は特製塩そば。塩そば800円との違いは煮たまごとチャーシュー2枚が追加される。他にも醤油そば、まぜそば、煮干しそばがある。いずれもあっさりしているので中華そばとうたっている。

子どもから年配者まで　安心のやさしいスープ

　ラーメンの汁は「味が濃くて体に悪い」と子どものころに言われたことがあったという店主。それなら子どもに安心して食べてもらえるラーメンを作ろうと考えたそうです。
　国産丸鶏またはカタクチイワシやサンマをベースにして、乾物からのうま味を最大に引き出し、県内のしょう油、海塩や岩塩、ポルチーニまたはトリュフ香味油、海産物などをスープによって組み合わせを変えています。無化学調味料で作ったスープはあっさりと。麺も卵なしの自家製麺。チャーシューや煮たまごも自家製です。
　売り切れや休業はSNSで発信しています。

霊山寺山門横で薬膳料理を楽しむ

●すっぽんラーメン　1100円

　全粒粉の細麺と、すっぽんエキス入りのさっぱりしたスープが絶妙なバランス。スープは塩またはしょう油を選択。トッピングは鶏の桑焼き、半熟卵、もやしなど6品。人気の霊山寺特製「生七味」の味を堪能できるメニュー。

美しい庭園とおいしい料理で心も体も健康に

　小野妹子の息子小野富人がこの地で薬草を栽培し、薬師如来を祀って薬草風呂を施湯したという伝承にちなんで、薬膳カフェとしてリニューアルオープンしました。霊山寺境内の山門横に位置しますが、店のみの利用に入山料は必要なく、食事だけに立ち寄ることもできるようになりました。
　大和トウキをブレンドしたオリジナル健康茶も人気です。すっぽんラーメンのほかにも、Aランチ美肌御膳1650円などのランチメニューも豊富。広々とした店内で、美しい庭園を楽しみながら食事を味わえます。

オリジナルメニューで鯛だしベースの新感覚そうめん

●冷たい鯛だしトマトそうめん　1100円

　麺は小西勇製麺（桜井市）の全粒粉そうめん。少し太めで香ばしい風味ともちもちとした食感が特徴。鯛だしをベースにトマトとエビのうま味を凝縮したスープとの相性も良く、人気のメニュー。マリネ風の夏野菜で彩りを添える。

奈良のそうめんに魅了され　新しいそうめん料理を提案

　ベースとなる鯛だしは、魚のうまみをしっかりと引き出すよう丁寧に下処理し、じっくりと煮込んで仕込んでいます。このだしをふんだんに使った、温かい鯛だしそうめん1000円は、さっぱりした中にもコクとうま味を感じられると、幅広い年齢層から親しまれています。期間限定「素揚げ野菜と2種食べ比べ」1400円は、そうめんと全粒粉麺、鯛だしトマトと鯛だしを食べ比べる豪華メニュー。
　「これからも固定概念にとらわれないそうめん料理を考えたいです」と、ならまちと奈良のそうめんに魅了されたオーナーの竹田香保里さん。

添加物は一切使用せず本物のだしで三輪そうめんを

●煮麺・素麺セット　1680円

　昼に人気の、にゅうめんまたはそうめんと小天丼とのセット。そうめんは油を使わず作られる山勝製麺所の麺を使用。だしは羅臼の昆布、枕崎や指宿のカツオ、宗田節などを使用し、添加物は一切使用せず、本物の味を提供。

締めににゅうめんを　三輪そうめんを全国に

　「料理の締めににゅうめんを食べられる店を出したかった」と話すのは枚方市で日本料理店を営む松宮隆徳さん（48）。その思いから昨年7月に同店がオープン。松宮さんが監修し、昼はにゅうめんを中心に小天丼とのセットが人気。夜はにゅうめんはもちろん、一品料理や酒も提供しています。だしにこだわり、羅臼の昆布、指宿や枕崎のカツオ、宗田節などを使って、にゅうめん用、冷やし用など3種類を作り分けています。添加物は一切使わず、麺は山勝製麺所のノンオイルのそうめんを使用。毎日でも食べられる、身体に優しい料理を提供しています。

仕込みの時間を掛けたおしゃれなうどん屋

●レモンうどん　1280円

写真は毎年人気のレモンうどん。これにとり天を付けて注文する人が多い。8月末までのメニュー。また極上牛しゃぶうどん1520円は、黒毛和牛の上から熱々のだしを注いで食べるゴージャスな逸品。

だしはアゴだしで　2度寝かして作る麺

　スープは時間をかけて朝どりしたアゴだし。麺も2度寝かして作る自家製麺です。地域に合ううどんを考えたという店主は、大阪から移転して生駒にやってきました。
　店前にある人気ランキングの看板は「1位、人気急上昇迷ったらこれ!天ぷら全部のせちゃいましたぶっかけ1630円」「2位、一度食べたらやみつき!!記憶に残るカレーとジューシーとり天、一緒に味わいたいうどん」など内容が分かりやすく書かれています。
　また修業した香川県うどん屋流に、おでんは一年中メニューにあります。

まほろばキッチンに移転オープンだしと麺のバランスにこだわって

●えび天ぶっかけうどん　700円

　人気のえび天ぶっかけうどんは十津川のきのこなど8種ほどの具材がたっぷりで、大エビは注文を聞いてから揚げている。化学調味料を一切使わず、じっくりと炊いただしは麺とのバランスも絶妙。フードコートで気軽に味わえる。

一人村おこしの精神で16年　名産めはりずしと温泉コーヒー

　十津川の清流水を使い、時間をかけて炊いただしが自慢の同店。昨年、まほろばキッチン橿原店のフードコート内に移転オープンしました。全て十津川村で打った麺はコシがあって、もちもち感たっぷり。夏はのど越しを大切にするなど、だしと麺のバランスを考え、季節ごとに素材や調味料の配合、調理法を変えています。メニューは、十津川きのこの肉汁うどん700円など人気のものが中心。味わいのある高菜を使った名産のめはりずしは、早めに完売することも多いとのこと。食後はまろやかな味わいの十津川温泉珈琲250円でほっこりするのもおすすめ。

酸っぱさは好みで調整を夏限定の人気メニュー

●塩レモンラーメン　810円

　昆布や煮干しを独自の配合でブレンドした魚介のだしに塩だれを加えたスープ、平打ちの細麺を合わせ、レモンをたっぷり乗せた夏限定の人気メニュー。レモンを出すタイミングによって酸っぱさを調整できる。

気持ちよく食べてもらえるよう　店内の雰囲気も明るく

　店名にもあるよう、魚介のだしにはこだわりを持つ同店。安心して食べてもらえるよう化学調味料等は一切使わず、魚介のうま味を味わってほしいと、昆布や煮干しを店独自の配合でブレンドし、作っています。だしはほかに鯛と飛魚のだし、豚骨の3種類。麺は日本そばのようなのど越しの良さにこだわった平打ちの細麺と太縮れ麺の2種類です。店長の森和人さん（55）は「どれだけ気持ちよく帰っていただけるかが大事」と、接客にも気を使い、店内も清潔さを保つなど明るい雰囲気に。女性も入りやすい店づくりを心がけています。

三輪そうめんで県内唯一そうめん流しができる店

●釜飯ランチコース　990円

　250年以上三輪そうめんを作り続ける製麺所に依頼して粉から厳選して作った同店オリジナルのそうめんを、そうめん流しで楽しめる。釜飯は旬を取り入れ季節ごとに変わる。地元の野菜を使った天ぷらセット1490円も人気。

奈良らしさを感じられ　県外の人も楽しめる店に

　大神神社の参道で、奈良の特産品である三輪そうめんをそうめん流しとして食べられる、県内唯一の店。「県外の人を連れて行けるような、楽しめる店にしたかった」とオーナーの加藤秀幸さん（53）。そうめんは三輪で250年以上そうめんを作り続ける乾製麺所に依頼し、粉から厳選したコシが強くのど越しの良いそうめんを同店オリジナルで作り上げました。このそうめんを使ったそうめん流しやにゅうめん単品700円（1人前）のほか、旬の食材を使った釜飯とのセットや、天ぷらのセット。また同店名物のスペアリブとのセット1390円も人気です。

フレンチを感じるラーメン店塩味の後に絶品シュークリーム

●鶏煮込み塩らーめん　850円

　スープやたれ、麺と全てにこだわった、フランス料理の一品のようなラーメン。女性や家族連れで気軽に味わうことできる。人気は鶏煮込み塩らーめんや鶏塩らーめん各850円。旬のフルーツを使ったパティシエ特製のシュークリームは完売必至。

※フルーツは季節によって替わる

きれいな店内で気持ちよく食事　豊富なメニューに満足

　フレンチシェフが腕をふるうラーメン店。スープは希少な、さつま知覧鶏種の鶏ガラを使用。秘伝のたれは御所の片上醤油、フランス産海塩、利尻産真昆布を加えて完成。麺は、4種の小麦をブレンドしたストレート麺で、食感と風味が楽しめます。一番人気は鶏煮込み塩らーめんでこってり系。あっさり派には鶏塩らーめんがおすすめです。うれしいのは、ヴェルデ辻甚のパティシエが作るシュークリーム。塩味の後に甘いデザートを楽しめるのは同店ならでは。個数限定で早い日は15分で完売という人気ぶりです。テイクアウト(4個1000円)も可能。

切りたてゆでたてつるつる細うどん

●すだち冷かけうどん　900円(ミニ天丼、小鉢付)　

　夏限定のすだち冷かけうどんは、うどんのだしを薄めに、天丼と小鉢を少し濃いめに味付けしてバランスを取っている。また朝顔セットは天ぷら4種と小鉢が付いて1200円。学生の一番人気は、とり天ぶっかけ900円。

全国のうどんを食べて　オリジナルの味に到達

　店主はギター1本を持って全国を弾き語りで巡った経歴の持ち主。その時に大好きなうどんや天ぷらを食べ歩いたそうです。
　その味の記憶をもとに、讃岐でもなく、稲庭でもなく、どこにもない麺を作り上げました。注文を聞いてから麺を切り、ゆで時間は6～7分。できたての麺は、もちもちツルツルの食感。細めのうどんであっても、しっかりとコシがあります。また割烹の技術を取り入れた揚げたての天ぷらも自信作です。
　店内はテーブル席1つとカウンター席。女性や学生が1人でも、入りやすい店づくりになっています。