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甘くてかわいいお姫様 奈良の春を彩るイチゴスイーツ巡り

 奈良を代表する特産品「イチゴ」。そのまま食べるイチゴもおいしいけれど、かわいらしくまた豪華にトッピングされたイチゴスイーツとの出会いは、心ときめく瞬間です。古都華や奈乃華、あすかルビーなど、使うイチゴの種類も店それぞれ。真っ赤に色づいた愛しのお姫様に会いに出かけませんか。

目次

カフェバル【奈良市】

ぜひ焼きたて熱々を 古都華のパンケーキ

古都華パンケーキ 1430円

 パンケーキは熱々を食べて欲しいから焼きたてすぐを提供している。トッピングはたっぷりの生クリームに採れたての古都華、ブルーベリー。味の変化を楽しませるために、チョコレートソースを添えている。

 

グルメな店主が作る素材を引き立てる味

 いちごは有名パティシエも使っている萩原いちご農園の古都華。クリスマスシーズンを除き、12月20日過ぎから6月第2週目くらいまでこの古都華を使ったパンケーキ、パフェ、クレープ、フレンチトーストを食べることができます。
 またパンケーキは古都華の甘さを引き立てるため、生クリームは甘さ控えめです。夏に登場する糖度14度以上の宮崎のマンゴーパンケーキは、生クリームにヨーグルトを入れてさっぱりと仕上げています。
 グルメな店主が全国を食べ歩いて味を追及。ランチからスイーツまで店主の自信作になっています。

 

店主は人気ブロガーで遠方から会いに来る人も多い。

 

カフェバル

住所

奈良市六条1-1-5

TEL

0742・93・9956

WEBサイト

https://cafebar-nara.com/

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営業時間

10時~18時

定休日

年中無休

駐車場

あり(店舗前)

地図

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農家のデザートなら和草niko-gusa【奈良市】

古都華たっぷりぜいたくパフェ

古都華パフェ 2200円

 常にメニューを変化させているniko-gusa。3月は古都華が登場。イチゴをふんだんに使用されており、食べ進んでいくと生クリーム、アイスなどが層になっていて、最後まで飽きさせない味となっている。

 

味の変化がうれしい 日替わりのパフェ

 古都華は県内3軒の契約農家のものを使用。パフェ容器に沿って上から下まで古都華の断面を華やかに見せています。すくっていくと古都華と相性の良い生クリーム、イチゴケーキアイス、グラノーラ、ジュレなどのスイーツがおおよそ8層に。パフェの中のスイーツは日替わり。その日の組み合わせを楽しみましょう。パフェやアフタヌーンティーは要予約。ただし店内状況により予約なしでも入店可能。予約はできるだけInstagramのメッセージで連絡を。電話は多忙のときは出られないことも。また古都華がなくなると早めに閉店することもあります。

 

隠れ家のような店舗。シーズンによって店内のデコレーションを変えている。

 

農家のデザートなら和草niko-gusa

住所

奈良市南市町8-1 古古古屋(こみや)2階

TEL

070・8347・7355

SNS

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営業時間

11時~なくなり次第終了

定休日

不定休
※インスタでお知らせ。

駐車場

なし(近隣有料駐車場あり)

備考

※パフェとアフタヌーンはインスタから要予約。

地図

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喫茶 優香里【奈良市】

レトロ喫茶で味わう人気の特製パフェ

古都華パフェ 980円

 古都華は、信頼のおける青果店から高品質のものを仕入れる。同店だけのオリジナル濃厚ソフトクリームは、濃厚なのに軽い口溶け。アクセントのピスタチオアイスとの相性も良い。5月上旬まで販売予定。予約がおすすめ。

 

創業当時と変わらない 香り高いコーヒーを

 昭和57年に創業し、店主の林浩史さんは三代目。コーヒーは創業当時から変わらず、1杯ずつハンドドリップで丁寧に入れています。オリジナルの優香里ブレンドコーヒー450円は酸味とコクのバランスがとれたまろやかな味です。
 パフェは、自家製コーヒーゼリーをたっぷり使った優香里パフェや季節に応じたパフェを用意。古都華パフェは人気なので予約がおすすめです。
 常連客も多いですが、最近はレトロ感を味わいたいという若い世代もよく訪れるそうです「。創業から変わらず守り続けている店の雰囲気をぜひ味わいにきてください」と林さん。

 

3年前に外観を改装。
昭和レトロな店内は創業当時のままの姿を残す。

 

喫茶 優香里

住所

奈良市富雄元町2-3-27 山上ビル1F

TEL

0742・46・4123

SNS

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営業時間

7時~17時

定休日

木曜日

駐車場

近隣に有料駐車場あり。

地図

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Cafe 彩り【天理市】

毎年人気の季節パフェ天理産「奈乃華」使用

いちごのパフェ 1100円/1個

 店で使うイチゴは、すべて天理産「奈乃華」。実がしっかりしていて甘みと酸味のバランスが良いのが特徴。パフェに使うゼリーやアイスクリーム、ビスコッティも自家製。4月上旬まで販売予定で、予約優先。

 

ナチュラルで落ち着いたカフェ こだわりランチとともに

 天理生まれ、天理育ちでカフェとスイーツ大好きな店主が営みます。天理産の食材にこだわって使って作るランチは、メイン、副菜3品、ご飯、汁物、ドリンク、デザート付き1600円。イチゴの季節になると、カウンターにはイチゴのシロップがズラリと並び、カフェメニューにイチゴを使ったドリンクや焼き菓子が用意されます。
 店内に飾られたドライフラワーが落ち着いた雰囲気を感じさせてくれます。
 人気のいちごパフェは予約優先。ランチを食べた人は14時~、カフェタイム利用の人は14時30分~注文できます。

 

席に限りがあるので、ランチは予約優先。

 

Cafe 彩り

住所

天理市東井戸堂町176

TEL

0743・85・4369

SNS

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営業時間

11時~16時(15時30分L.O.)
※ランチは11時~、13時~の2部制。

定休日

火・水曜、その他不定休あり。
※SNSでお知らせ。

駐車場

あり

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smoothie&sweets Chiii(チイ)【大和郡山市】

大和郡山産のいちごとフワフワのパンケーキ

いちごのパンケーキ 1200円

 米粉で作ったパンケーキはフワフワで、口に含むとシュワっと溶けていく。生クリームは軽めに仕上げ、あすかルビーは農家直送、朝採れをたくさん使用している。ボリュームがあるように見えてすっと食べられる。

 

パンケーキは進化する スムージーなども充実

 米粉のパンケーキは、配合から焼き方、温度、焼き時間まで、何度も失敗を繰り返してできたレシピです。それでも進化の途中なのだとか。今後の変化も楽しんで欲しいそうです。米粉、卵、フルーツや野菜は、地元産または県内産の物だけを使います。また持ち帰り用にプラス50円で箱を用意。お得な飲み物セットはプラス370円からあります。
 平日限定で日替わりオムライス650円も登場。店内外イベントなどはSNSで発信しています。さらに隣のカレー店と店内で行き来でき、両方の店のメニューは両店内で食べることができます。

 

店名のchiiiは一つiが多い。
オーナーの愛があふれる店にしたいという思いが込められている。

 

smoothie&sweets Chiii(チイ)

住所

大和郡山市矢田町通1-1

TEL

50・3552・0429

SNS

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営業時間

10時~18時
パンケーキは平日14時~17時 (予約で11時からでも可能)
土日祝:11時~17時

定休日

水・木曜日。不定休はインスタでお知らせ。

駐車場

なし(近隣有料駐車場あり、近鉄郡山駅から徒歩4分)

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道の駅大和路へぐりくまがしステーション「できたてスイーツ工房」【平群町】

手軽なミニパフェで平群産古都華を味わう

古都華ミニパフェ 700円

 平群産の古都華5個にフレークとカステラを乗せ、ソフトクリームに古都華ソースをかけたミニパフェ。予約なしで食べられると人気。4月中旬ごろまで販売予定。古都華イチゴ飴1個200円(写真下)など古都華メニューが盛りだくさん。

 

古都華の聖地・平群 甘いイチゴたっぷり堪能

 平群町は古都華の栽培面積が奈良県1位で「古都華の聖地」とも呼ばれています。古都華ミニパフェは、「古都華パフェを予約できなかった人のために」と昨年から販売を開始。最高で1日350個を販売し、休日には行列になるほどの人気です。
 道の駅では、まほろば古都華ジャム650円をはじめ、古都華を使ったオリジナル商品を多数販売。取れたて市では収穫すぐの新鮮な古都華も販売していて、休日ともなれば県外からも多くの人が訪れ、古都華を含む平群産イチゴ2000パックが売れるそう。中山悟所長は「平群ブランドの古都華は、糖度が高く酸味とのバランスが良い濃厚な味。ぜひ味わってほしい」と話しました。

 

休日には古都華メニューを求めて多くの人が道の駅大和路へぐりを訪れる。

 

道の駅大和路へぐりくまがしステーション「できたてスイーツ工房」

住所

平群町平等寺75-1

TEL

0745・45・8511

WEBサイト

http://www.heguri-apc.jp/station/

SNS

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営業時間

平日:11時~15時
土日祝:9時~17時

定休日

無休

駐車場

あり

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ケーキ&喫茶 カフェ・ド・サンティエ【橿原市】

藤井農園の朝採りイチゴを使い季節限定の人気パフェ

藤井農園さんのあすかルビー苺のパフェ 1200円

 近所にある藤井農園から仕入れた、その日の朝に収穫されたイチゴをたっぷり使ったパフェ。色味が適しているというあすかルビーを使い、中にはイチゴムースやケーキで使うロイヤルティーヌも入っている。5月ごろまで、13時~17時の提供。

 

モーニングとケーキも提供 自宅のようにゆったりと

 2000年にオープンし、今年で24年目。店に入るとショーケースにケーキが並び、サンドイッチやトーストなどのモーニングも提供する地元に親しまれている店です。イチゴパフェはオープン当初からありましたが、十数年前に藤井農園のイチゴと出合い、それからイチゴは藤井農園のものを主に使用。ショーケースの中でも藤井農園のイチゴを使ったケーキがひときわ目を引きます。
 「自宅のようにのんびりしてもらえたら」とマスターの森田秀樹さん(56)。カウンターの中でコーヒーを入れながら、ゆったりとした時間を提供しています。

 

ランチがない替わりにモーニングを14時まで提供している。

 

ケーキ&喫茶 カフェ・ド・サンティエ

住所

橿原市出垣内町18-6

TEL

0744・24・1862

営業時間

8時~18時30分
※モーニングは14時まで。喫茶は17時30分まで。

定休日

木曜日、第1水曜日

駐車場

あり

地図

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Adèle(アデル)【明日香村】

イチゴ農園が開く季節限定の店 古都華やならあかりを使ったパフェ

アデル 990円

 パフェは全8種。うち4種前後を提供する。イチゴは併設する農園で毎朝摘み取った古都華やならあかりを使用。その日の状態に合わせ手作りしている。アデルはイチゴをおいしく食べるために開発した一番人気のパフェ。テイクアウトも可能。

 

ハウス利用の明るいカフェで朝採りイチゴのおいしさを

 「新鮮でおいしいイチゴを味わってほしい」と、生産者である石井いちご店が季節限定で開く店。朝採りのフレッシュな古都華とならあかりの2種類のイチゴを使ったスイーツを楽しめます。中でも店名と同じ名前のアデルは、人気の看板メニュー。生イチゴをさまざまなテイストで味わうことができるソフィア900円と共に定番となっています。他に3種ほどのパフェを生育状況に合わせ日替わりで提供。今年はプリンアラモードをアデル風にアレンジした新作も登場。どれもイチゴ本来の甘さを生かした優しい味わいで、老若男女問わず好評です。

 

ビニールハウスを利用した店内。
屋根付きの屋外スペースではペット同伴も可能。全40席。

 

Adèle(アデル)

住所

明日香村飛鳥

TEL

080・9576・4655

WEBサイト

http://ichigo.nara.jp/adele/

SNS

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営業時間

11時~16時(その日に収穫したイチゴが無くなり次第終了)
※期間は生イチゴのある時期まで(HP、Instagramで確認)

定休日

火曜・水曜・木曜日

駐車場

あり

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いちご農家さんのお店 からくれなゐ【広陵町】

イチゴ農園の真横で 古都華たっぷりクレープ

古都華クレープ 700円

 イチゴ農家が開くスイーツ店。その日に採れた古都華をたっぷり使い、花束のように見栄えもするクレープに。クリームにもこだわり、中のイチゴソースも自家製。5月末ごろまで提供予定。イチゴソースを使ったクレープは通年で販売している。

 

子どもの笑顔増やしたい 農業にも興味を持って

 馬見丘陵公園南駐車場の近くのイチゴ農園・松尾観光農園のオーナー松尾秀樹さん(37)がスイーツも提供したいと、一昨年の初夏にオープン。農園で採れる古都華をはじめとするイチゴを使ったクレープやドリンク、夏にはかき氷も提供。いちごサンド800円も土日を中心に販売しています。また今年の新商品として、古都華100%のジュースも販売を予定しています。
 3月末ごろからはイチゴ狩り園もオープン。そこには子どもたちに農業という仕事に興味を持ってほしいという松尾さんの思いも。「子どもたちの笑顔を増やしたい」と話します。

 

馬見丘陵公園にもほど近く、スイーツ目当てに来る人も増えてきたそう。

 

いちご農家さんのお店 からくれなゐ

住所

広陵町寺戸630

TEL

080・6165・7074

SNS

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営業時間

11時~16時

定休日

不定休

駐車場

あり

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田園cafe KandS(かんず)【田原本町】

週末だけオープンするカフェ イチゴのおいしさシンプルに

いちごパフェ 900円

 余計なものは入れず、シンプルにイチゴのおいしさを味わい、満足感を得てほしいという思いで作られたパフェ。イチゴは店主の息子たちが開くイチゴ農園で、その日の朝に採れた古都華を使用。数が限られるため予約を。

 

クラシック音楽が流れ ゆったりとした時間を

 田園の中にある、昨年5周年を迎えたカフェ。店主の息子2人が2015年にイチゴ農家として就農。RandYfarm(ランディファーム)を開きました。その手伝いをしながら、イチゴを使って何かできないかと開いたのがこのカフェです。昔パン作りに携わったことはありましたが、ケーキについては独学で作り始め、オープン当初は1種類だったケーキも今では20種類ほどに増えています。季節限定のパフェは、初秋にはランディファームで作るシャインマスカットのパフェも登場。日曜日限定で自家製パンのモーニングも提供しています。

 

店内には120年前に製造されたピアノが置かれ、クラシック音楽が流れている。
コンサートも開催されるとのこと。

 

田園cafe KandS(かんず)

住所

田原本町宮古670-5

TEL

080・1447・3261

営業時間

9時~15時
※日曜限定モーニング8時~昼ごろ。

定休日

月~木曜日

駐車場

5台

地図

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※このページの内容は2024年3月1日現在のものです。

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