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奈良の春を楽しみながら味わう からだ喜ぶランチ

 “奈良の春はお水取りが済んでから”とは聞きますが、3月になるとどことなく春めいた気持ちになり、暖かい日にはお出かけしたくなるもの。そんな時はおいしいものを探してお出かけしてみては。せっかくなので、ちょっと健康にも気を配ったランチで、体も心も喜ぶ食事を楽しんでください。

目次

Lunch&Cafe 鹿珈(ロカ)【奈良市】

漢方薬局監修のスパイス 体のしんからポカポカ

マッシュルームと大豆の薬膳キーマカレー 1380円

 カレーに、サラダと野菜スープ、自家製ピクルスがついたワンプレートランチ。菊岡漢方薬局(奈良市)が監修したオリジナルスパイスを使ったカレーは、辛さの中にもうま味があり、体の中からポカポカしてくるそう。

 

ローカルとローカーボ 食を通じて奈良を知る

 奈良のローカル(地域)とローカーボ(低糖質)をコンセプトにしたカフェです。カレーには、体を温めると言われる21種類のスパイスを配合し、ご飯も麦を配合した低糖質ライス。“畑の肉”とも言われる高たんぱく、低糖質な大豆もたっぷり使っています。また、カレーの後の口直しには、奈良県産の大和大鉄砲大豆を使った豆乳ソフトがおすすめとのこと。「食を通じて、奈良の奥深さを知る入口になってもらえればと思います」と店長の山下貴大さん。そのほかのランチは、奈良の特産肉の大和牛、大和肉鶏、大和ポークを低温調理した3種盛プレートや低糖質麺使用の薬膳カレーうどんも人気です。

 

店がある奈良公園バスターミナルは、興福寺や東大寺など社寺へも好アクセスの場所。

 

Lunch&Cafe 鹿珈(ロカ)

住所

奈良市登大路町76 奈良公園バスターミナル西棟1F

TEL

0742・23・7530

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営業時間

10時~18時(17時30分L.O.)

定休日

不定休

駐車場

近隣に有料駐車場あり。

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和×French 発酵料理教室めいせんや【奈良市】

予約なしランチは2種 時間かけ思いを込め

国産宮崎牛すね肉発酵ビーフシチューセット 1650円

 祖父母の呉服屋の屋号が「めいせんや」。店は戦時中に焼失したが看板が残り、名前を受け継ぐことに。ランチは月替わり。今月は発酵ビーフシチューともう1点。他メニューにドリンクやタルトなどのスイーツもある。※教室はHPから申込みを。

 

調理師であり麹士 教室とカフェを運営

 店主はメディアにも出演している料理研究家。健康面を気遣うようになってから発酵の道に進み麹士になりました。同店のランチは自家製の発酵調味料を使用。スイーツのスコーンは有機のジャムハニーを添えています。
 今月のビーフシチューの下ごしらえは、ほほ肉をマイタケに包むことから始まります。マイタケ酵素が肉の繊維質を切って肉質を柔らかくするのです。それからソテーしてドミグラスソースと甘酒、米みそ、ブイヨンで煮込んで作ります。予約なしで食べられるランチは2種類。予約制でアフタヌーンティー2780円があります。

 

下御門商店街、鍼灸院の2階が同店。
木を主体にしたナチュラルな店内。

 

和×French 発酵料理教室めいせんや

住所

奈良市下御門町17-1 2F

TEL

070・3787・1009

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営業時間

12時~18時(ランチタイムは15時まで)

定休日

木曜日(教室開催時は翌日定休)

駐車場

なし

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uchitomo cafe(ウチトモカフェ)【生駒市】

葛城山麓で育った新鮮野菜のランチ

uchitomoランチ 1300円(ドリンク付き)

 葛城市の農園で、農薬を使わずに育てた野菜を、その日使う分だけ収穫して作ったランチ。添加物もほぼ使わず、全て手作り。メイン、副菜、サラダ、ご飯、みそ汁のセットで、手作り豆腐が人気。ランチは予約優先。

 

宝山寺のふもと レトロかわいい古民家カフェ

 元置屋だった築100年の古民家を改装したレトロカフェ。スタッフとその家族が丹精込めて育てる新鮮な野菜をふんだんに使ったランチは、家では野菜を食べない子どもたちが「おいしい」と言って食べてくれると、ファミリー客に人気です。
 昔ながらのちょっと急な階段を上がると和室が2間。座卓以外に、ソファー席やテーブル席もあるので、好きなスタイルで食事を楽しめます。
 ランチとほぼ同じ内容のuchitomo弁当650円は前日までの予約が望ま
しい。ランチ営業日以外は、1階でアロマトリートメントを受け付けています(要予約)。

 

近鉄生駒駅から徒歩2分。
小さな玄関にかかるのれんが目印。

 

uchitomo cafe(ウチトモカフェ)

住所

生駒市元町1-8-14

TEL

090・6371・9296

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営業時間

11時30分~ランチがなくなり次第終了

定休日

水~土曜日・不定休(※営業日はSNSで配信)

駐車場

近隣に有料駐車場あり。

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麹と酵母を使ったナチュラルカフェLeaf(リーフ)【大和郡山市】

麹と酵母を使った体にやさしいランチ

Leafランチ 1200円

 メイン、副菜5~6種、スープ、サラダがセット。料理は、甘麹や塩麹など麹由来の自家製調味料で味付け。「体に良くておいしいものを追求したい」というオーナーの思いがこもっている。ドリンクとデザートがついたセットも人気。

 

酒種酵母も手作り 麹のパワーで健康に

 奈良市内の自宅で麹由来の酵母を使ったパン教室を開いていた延藤美加さんが昨年8月に念願のカフェをオープンしました。カフェで使う麹は全てならまちでイゲタしょう油を製造する井上本店のものを使用。
 麹が調味料や酵母として変化していく様子におもしろさを感じた延藤さん。カフェの建物は築50年ほどの民家を改装したもので「新築にはいない常在菌がいるように感じます」とのこと。甘酒を配合した麹カレー1000円は麹の甘さとスパイスの辛さのバランスが良いと女性からも人気です。火・木・土曜日には酒種酵母で作ったパンも販売しています。

 

郡山の火見櫓を目印に、交差点を西に入りすぐに店がある。

 

麹と酵母を使ったナチュラルカフェLeaf(リーフ)

住所

大和郡山市本町16

TEL

0743・99・2180

WEBサイト

https://naturalcafe-leaf.com/

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営業時間

11時~17時

定休日

日・月曜日、祝日※営業日はSNSで配信

駐車場

2台

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自然な暮らしcommu+cafeコリコック【天理市】

森のようちえん運営のカフェ 子どもにも安心な食事を

本日のランチ(週替わり) 1100円(ドリンク別途200円)

 大和高原で栽培された野菜や自然栽培された米を使ったランチを提供。鶏肉をひしおに漬け込んだ竜田揚げをメインにした竜田揚げランチ1100円もオープン時からの人気メニュー。小さな子ども用におむすび2つのお子様プレート300円も。

 

親子で安心して集える場所を 自然を暮らしの中で感じて

 森のようちえんウィズ・ナチュラが明日香村から天理市に拠点を移した2019年、カフェも移転。当初から「お母さんが小さい子どもと安心して一緒に食べられる店に」との思いで、できるだけ添加物の少ない食事を提供しています。天理ダムの上流にあり、夏は蛍が飛ぶ自然豊かな環境で、農薬や化学肥料をできるだけ使わず作られる野菜や米はとても元気だといいます。
 栄養士の資格を持ち、食事の大切さを伝えていた店主の福田典代さん(42)。昨年からはコミュニティカーで移動し、毎週いろいろな地域を訪ねて「団らんを運ぶ」移動カフェも開いています。

 

週末のランチは予約がおすすめ。
お弁当やおむすび、総菜のテイクアウトも行っている。

 

自然な暮らしcommu+cafeコリコック

住所

天理市山田町638-1

TEL

090・4493・6474(福田)

WEBサイト

https://www.korikokku.com/

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営業時間

11時30分~16時(L.O.14時)
※4月以降は18時まで。総菜がなくなり次第終了。

定休日

月・火曜日
※不定休あり。事前予約がおすすめ。

駐車場

あり。

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糀・茶cafe &en(えん)【王寺町】

麹クリエイターが作る自家製野菜と麹のランチ

糀ランチ 1100円

 野菜は、農薬を使わず自分たちで育てたものが中心。麹クリエイターのオーナーが作った麹由来の調味料を使った料理は「麹のうま味を感じられる」と人気。ランチは、メイン、副菜3種、ご飯、みそ汁がセット。

 

子どもに安心安全の野菜を 麹の発信拠点目指す

 「子どもたちに安全でおいしい野菜を食べさせたい」との思いを持った子育て仲間が集まり農薬を使わない野菜作りを始めたのがきっかけとなり、昨年12月にカフェをオープンしました。カフェで使う調味料はしょう油以外、オーナーが全て手作り。ドリンクやデザートにも麹が使われたものがあります。
 店名は英語のandに由来。人と人との縁が繋がり円を紡ぐ場所になりたいという思いが込められています。「麹の奥深さを知ってもらう場所」にしたいとカフェだけでなく、麹の販売や麹教室も予定しているそうです。

 

王寺町役場のすぐ近く。
店舗前に自家製野菜を置いて販売することも。

 

糀・茶cafe &en(えん)

住所

北葛城郡王寺町2-2-1 栄和ビル102

TEL

090・9763・1488

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営業時間

10時30分~15時

定休日

水曜日

駐車場

近隣に有料駐車場あり。

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農家のオーベルジュ こもれび【橿原市】

野菜をおいしく食べたい 脱サラして農家に

花かご 1800円

 ランチは花かご1800円とプチランチ1200円の2種類。農薬を使わず作られた野菜をたっぷり使った料理を提供している。希望があればジビエカレー1200円やテイクアウトの弁当にも対応している(前日までの要予約)。

 

ビーガンやマクロビも学び 子ども連れでも安心な店に

 女将の恵良容子さん(47)夫妻は大阪で会社勤めをしていましたが、自分たちが食べる野菜は自分で作りたいと奈良で無農薬野菜の作り方を学ぶことに。2005年には脱サラをして明日香村に移住。農家となり民泊を始めました。農業をすると同じ野菜が大量にできるため、どうすればおいしく食べられるかを考えるように。また子どもがアトピーだったためビーガンやマクロビについても学び、調理師免許も取りました。
 5年前、今井町の古民家で店をオープン。農家のオーベルジュとして宿泊にも対応。いずれは自家製の米や野菜を使った料理を提供したいとのことです。

 

子ども連れでも安心安全に食べてもらいたいと座敷席もある。
ランチは予約がおすすめ。
弁当も予約制で受け付けている。

 

農家のオーベルジュ こもれび

住所

橿原市今井町4-10-6

TEL

0744・48・0458

WEBサイト

https://komorebi.asuka-minpaku.com/

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営業時間

11時~15時(14時L.O.)
※夜は完全予約制

定休日

月曜日(祝日の場合営業)

駐車場

なし(近隣に有料駐車場あり)

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古民家nanna【桜井市】

山里の古民家で癒やしのときを 酵素玄米と季節の野菜のおかず

おまかせ健康ランチ(ハーブティーまたはコーヒー付き) 1500円

 酵素玄米と地元野菜をメインにした健康ランチ。添加物無しで調味料にもとことんこだわっている。魚や肉を使ったメイン料理に根菜の煮物など日替わりで6~7種、これに具だくさんの味噌汁が付く。前日までの完全予約制。

 

メンタル食事療法士が作る 栄養を損なわない調理法

 よもぎ蒸しの体験ができる蔵に併設して3年前にカフェをオープン。昨年からメンタル食事療法士の安楽真生子さん(46)による本格的なランチも始めました。元々堺市の公共施設のレストランで腕を振るっていましたが、コロナと共に閉店。客を大切にするカフェを探してしたところ、オーナーの金川裕美子さんと出会いました。調味料講座の講師としても活躍するほどで、天然塩や調味料にこだわり「心と体の健康のため」の料理を提供しています。地元の旬の野菜もたっぷりで全て手作りしたバランスのよいメニュー。総菜や酵素玄米のテイクアウトもあります。

 

築200年ほどの古い農家の建物で蔵ではよもぎ蒸しも。
ゆったりとした時間が流れる。

 

古民家nanna

住所

桜井市高家774

TEL

070・5342・0915

WEBサイト

https://nannakominka.com/

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営業時間

10時~16時

定休日

火曜日、水曜日、土曜日

駐車場

あり

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まつり香 季節の薬膳まいことこと【御所市】

体と心を整える季節の薬膳 身近な季節の野菜を使って

季節の薬膳 2000円

 おおよそ月替わりでその時期食べると良い食材を使った薬膳料理を提供。なるべく近くの葛城地域で仕入れた旬の野菜を使っている。動物性のものは基本的に使っていないが、男性でも満足できるように調理法も工夫している。

 

自分に必要なものを取る 体調に合っていれば薬膳

 まつり香は「季節の薬膳まいことこと」と食材の量り売りをする「すてない暮らしトットコ」を合わせた店のこと。薬膳を提供する内藤麻衣子さん(47)は元々御所市内で薬膳教室を開催。特別な食材を使わなくてもその時の体調や体質に合った食べ物は薬膳になると、身近な季節の野菜を使った料理を提案。自分の体質や野菜のことを知ることが大切と伝えています。
 カフェでは季節に応じてその時期の食材を使った料理を提供。なるべく葛城地域で作られる野菜を知り合いの農家などから仕入れています。「大事に作られた野菜は少し良い調味料を加えればおいしくなる」と話します。

 

葛木御歳神社の敷地内にあり、体も心も癒やされる雰囲気。
お弁当の予約も受け付けている。

 

まつり香 季節の薬膳まいことこと

住所

御所市東持田268

TEL

080・4240・3330

WEBサイト

https://mtsurika.jimdosite.com/

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営業時間

11時30分~16時
※「すてない暮らしトットコ」は10時~

定休日

不定休
※薬膳の提供は基本的に火・金・土曜日。HPやSNSで確認の上来店前に連絡を。

駐車場

あり(御歳神社の駐車場利用可)

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農縁cafeピア【宇陀市】

食農医癒やしの玄米菜食 素材を生かし旬替わり

もちもち玄米ご飯と旬の野菜の彩りランチ 1500円

 ランチは松花堂スタイルの旬替わりで、玄米菜食が基本。10種ほどの野菜料理が並ぶ。自家製豆腐や宇陀の金ごぼう料理(季節のみ)は定番。春は菜の花ごはんなども。有機ピーナツバターを使った落花生葛餅なども楽しめる。

 

体は食べたもので作られる ナチュラルフード賞受賞

 大宇陀の街並みに先月オープン。「体は食べたものでできている」をコンセプトに、玄米菜食を基本に、幅広い食材を使った体にやさしいランチを提供。地元産の野菜をメインに、素材を生かした味わいを大切にしています。「味噌や梅干しなど自分で作ることができる調味料は全て手作りしています」というオーナーの山口秀司さん(54)と妻の真弓さん(51)。秀司さんは7年前に脳腫瘍を患った経験から「体を整える食」の大切さを実感。夫婦でさまざまな勉強をしながらオープンまで漕ぎつけました。昨年、県の宝物グランプリでナチュラルフード賞を受賞しています。

 

江戸時代の古民家を改装。
JBTA(脳腫瘍ネットワーク)の理事も務める秀司さんは「明日への元気を充電しに来てほしい」という。

 

農縁cafeピア

住所

宇陀市大宇陀下中2244-1

TEL

0745・88・0506

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営業時間

11時~16時

定休日

火曜日~木曜日(3月20日までは不定休)

駐車場

あり

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食彩酒音パレット【明日香村】

道の駅内に新登場 自然由来の食事を

パレット定食 1500円

 兄弟のように育った4人の若者が店を経営。農薬を使わない野菜を育てる「飛鳥白帯農園」も運営している。奈良の食材や農園の野菜を使い、化学調味料無添加を目指している。ランチタイムの定食は15時まで。

 

環境にやさしい食事を 手間を惜しまず丁寧に

 店名は音楽に親しみ、絵を描き、食事や酒も楽しめるという経営者4人の思いを込めて命名しました。
 人と環境にやさしく。食材は自ら育てた野菜、大和肉鶏、薬剤なしで育てたニワトリの卵、調理用などの水はごろごろ水です。また鉄鍋で調理し、保存はガラス容器に入れるという徹底ぶり。さらに手間を惜しまず、下ごしらえに時間をかけた食事を提供しています。
 グルテンフリーの米粉のお好み焼き定食は1000円、つくねハンバーグの上に目玉焼きをのせた飛鳥親子丼定食は1200円です。夜は鉄板焼き居酒屋になります。

 

古民家をDIYし、ナチュラルな雰囲気に。
キッズコーナーは壁にらくがき可能。

 

食彩酒音パレット

住所

明日香村越11-6

TEL

090・4284・0505

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営業時間

12時~L.O.22時(ランチタイムは15時まで)

定休日

不定休(主に水曜日)

駐車場

なし。近隣無料駐車場あり。

備考

2023年4月2日10~17時に明日香村石舞台横、風舞台まつりを同店が主催。
詳細はインスタにて配信。

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※このページの内容は2023年3月3日現在のものです。

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