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マイナス10歳をキープ 健康体操で医者いらず~vol.1 寒暖差に対応し免疫力を上げる

 奈良の女性が、より豊かに自分の人生を楽しめるために活動している「Physio room つぐ穂」の清水くみこさん。理学療法士として医療機関での勤務経験もある整体師だからからこそお伝えできる、健康を保つための秘訣をお話し。年齢マイナス10歳を目指しましょう。第1回は寒暖差に対応し、免疫力を上げるための方法を動画とともにおとどけします。

 

 最近、本当に寒暖差が激しいですね。昼間はまだ暑いから、冷たいものが食べたくなる。でも夜になると急に冷え込んで、夕方以降のスーパーがとっても寒く感じたり、朝方なんて、冬布団必要な感じになったり-。

 こんな時、身体の核心温度がしっかり暖かかったら対応できるのですが、普段から冷え性だったり、基礎体温が低い方は余計についていけない-。基礎体温が低下してしまうと、免疫機能も低下してしまいます。

 

基礎体温ってどれくらいがいいの?

  体温35.5℃が日常的に続くと、排泄機能が低下、自律神経失調症やアレルギー症状が出ることもあります。体温は36.5~37.0℃が最も健康的で免疫力が高い状態。体温が1度上がれば、基礎代謝は13~15%上がり、免疫力は5~6倍になると言われています。体温を上げるためには、食事をしっかり食べる(ご飯を食べることで熱を産生できる)、温冷浴をする(血管のストレッチにも)、深い呼吸をするなどが日々の中で大切だと感じます。もちろん、「何を食べるか」も重要になってきますが、このコラムでは体操メインでお伝えします。

 

呼吸ってすごいんです

 聞き馴染みのある、胸式呼吸や腹式呼吸。他にも、呼吸法はとってもたくさんあります。現代人は座っていることも多く、スマホやパソコンを触ったり、テレビを観ている時間も長い。そうなると、どうしても呼吸が浅くなってしまいます。肩が凝りすぎると、深い呼吸が出来なくなって、肩で呼吸する人も多いのでは。仕事のストレスでもなりがちです。でも、もしその呼吸を深い呼吸に変えることが出来たら-。いろいろなパターンの呼吸を楽しめる身体になれたら―。それだけで、身体全体の運動量が上がります。

 

深い呼吸のためには横隔膜を使うこと

 横隔膜を使うと、なんと、内臓を4cmもマッサージ出来ると言われています。常には無理でも隙間時間に数回それが出来たらいいでしょう。お腹周りの筋肉も刺激されて熱を作ることができ、内臓も揉まれて蠕動運動(ぜんどううんどう)も活発になり排便も促され、からだの循環も良くなり代謝もアップ。呼吸だけで痩せられるかもしれません。こんな嬉しいことがたくさん起こります。単純だけど「侮るなかれ」です。ちょっと落ち着いてゆっくりした時間をとり、動画を見ながら一緒に動いてみてください。

 

どんな健康法が合うのでしょうか?

   それって、本当に『千差万別』、ヒトによって違うのです。一概に「〇〇やっておけばいいでしょ!」とはならないもの。「〇〇しておけばOK」などというものは、万人受けするから流行りやすいのですが、安易に飛びつかないことが大切です。

 

 医者に頼りきりにならず、テレビの情報に振り回されず、あなたが、あなた自身を健康に出来るような在り方を身につけられたら、日本の誇る「良質な誰でも受けられる医療」が存続していけるのではないかと思っています。

 

豊かな人生を送るための健康目標

・メディアによるたくさんの健康情報に踊らされることなく、自分の健康を見つけられるようになる

・健康やダイエットのために過度な運動やトレーニングをすることから卒業できる

・病院の待合室に座っている時間を、友達とすてきなお店にランチを行く時間に変換出来る

・家族に誘われて「動けないから」と断ることなく、一緒に季節の旅行を楽しめるようになる

・同年代の人たちよりも若く元気な印象を与えられる

 

【プロフィール】

「女性専用整体院Physio room つぐ穗」の清水くみこ。セラピストとしては経歴20年。理学療法士資格保有。リラクセーションセラピスト。理学療法士として総合病院で急性期から維持期までを経験し、整形外科クリニックにて勤務。現在はクリニック勤務も継続しながら自宅整体院として活動。

※このページの内容は2023年11月2日現在のものです。

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